奇跡への絆

図師ひろき

腎総合対策の確立のため!

2011年05月02日 23時05分48秒 | Weblog

  
 

 腎臓病患者連絡協議会の定期総会に参加させていただきました。

 会場の佐土原総合文化センターの入り口を入るとすぐに

 「ずっさん、ずっさん!」

 と声をかけられ、振り返ると私が古賀総合病院に勤務していた頃に透析治療を受けておられた方が、懐かしい笑顔と一緒に立っていらっしゃいました。

 「いかったね!いかったね!心配しちょったとよ。」

 開口一番、選挙の労をねぎらっていただき、病院の頃の思い出話に花を咲かせていると

 「あら、ずっさんじゃが!」

 と当時の仲間が2、3人寄ってこられて、受付前で輪になって、開演時間ギリギリまでワイワイと話し込んでいました。

 私が古賀病院を辞めて、もう12年ほど経ちます・・・

 当時の患者さんたちが今も私を覚えてくださっていることに感謝するとともに、あの頃と変わらず透析治療を続けていらっしゃることに頭が下がります。

 透析治療が心身的に負担を強いられることは周知の通りですが、治療以外も、水分調整や食事制限を続けなければならないことも大変なことです。

 透析技術が進歩したとはいえ、節制なしには長年にわたり治療をしながら生活することはできませんし、節制をしなければ愛する家族と過ごす時間を縮めてしまうことに直結してしまいす。

   

 総会の中では、永年透析者表彰があります。

 今年は、30年透析者が18名、20年が30名、10年が77名表彰されました。

 おめでとうございます。

 透析の苦労は、そのご本人さんにしか分りません。

 治療を続けながら、社会参加され、地域活動を続けられる方々に心から敬意を表するとともに、少しでも精神的、経済的負担が軽減されるよう、社会保障制度の堅持と障がい者自立支援法の改悪をさせないための取り組みを続けます。

 現場を知る議員として動きます!