ひらりん気まま日記

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阿倍野防災センターで体験

2005-09-27 23:07:39 | 社会&世相
あなたはもう体験しましたか?
阿倍野防災センター

手話サークルから阿倍野防災センターに見学に行った。
受付で一人ずつ黄色の手首バンドをもらい、各体験毎にタッチセンサー↓で読み込ませると最後に自分の名前の修了証をもらえる。
【バーチャル地震コーナー】
「おおじ・しん」「しんどう・れい」アナウンサーや「ひびの・そなえ」リポーターによる地震映像を見ながら座席揺れを体験する。
ブロック塀の植木やビルの看板、クーラー室外機が落ちてくるのが怖い。
(映像の説明は全て日本語字幕付き)

↓【119番通報コーナー】
実際に公衆電話や、携帯電話から119番へかけて場所や状況の説明の練習をする。
緑公衆電話は電話機の下部にある赤ボタンを押す。
模範解答がちゃんとモニターに映し出されるので、そのとおり読めばいいのだけど。

119番コーナー  タッチセンサー


【初期消火コーナー】
水消火器を使ってのキッチンのガス台(映像)消火体験。
自分で消せる火は天井に移るまでとのこと。
天井まで炎が燃え移ってしまったら、逃げるが勝ち。
【応急救護コーナー】
どこにでもあるネクタイ・ハンカチ・スーパーの袋・雑誌などを使って骨折手首の固定の方法を教えてもらった。

【煙中コーナー】
煙が立ち込める中、避難訓練はハンカチで口を押さえて腰をかがめて廊下を逃げる。
京都市の防災センターはこの煙中体験の廊下が真っ暗だったのでかなり怖かったが、阿倍野は非常灯がついてるからぜんぜんリアリティがない。

ぼうさい通り3丁目の壊れた町の様子が実物大で再現されていて、具体的に危険な場所などがわかる。
映像のアナウンサーの名前も笑わせるが、
商店の名前が「親切商店」=しんさい
医院の名前が「宮間医院」=きゅうかん
アパートの名前が「はんかい荘」=半壊
と、まあ、大阪流に駄洒落になっている。

壊れた商店

半壊のアパート 医院


おっちゃんばかりの団体が立っているのが【震度7体験装置】
阪神大震災、宮城沖地震のデータに基づいた揺れや、今後30年以内に起こる確率50%と言われる南海地震の揺れを実感する。
落ちてくるものも倒れるものもなく、生活空間じゃないから、たんなるアトラクション的な乗り物風なので怖さはほとんどないが、30秒の揺れはとても長く感じた。

大地震体験装置


さて、来たるべく地震に備えて、とりあえずは何をしようか…
:写真は全て古いIXYデジカメで撮ったが、暗いので手ブレでボケボケ。
 しかし、KissデジN持って消火や避難、震度7体験するわけにはいかん。

せっかくの大阪市内行き、午後はしっかり映画「シンデレラマン」を見てきた。
映画評はひらりんBOXから