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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

彩カナダ 9日間

2010-10-09 | 日記
昨日10月8日は二十四節気の「寒露」であった。
秋分から15日目頃・冷たい露が結び始める頃を言うそうだ。
旧暦の9月9日・「重陽の節句」として知名度のある「菊の節句」が丁度この新暦の寒露の頃に当たるらしい。難しいことは解からないが、確かにこれからは菊の季節であるよなぁ~・・・

今日は午後2時、雨の音に目が覚める。
一昨日カナダから無事帰国してやっと時差ボケからも開放され元通りの自分が戻って来たように思う。久しくマウスを握ってみた。。。。。

カナダの東から西へ飛行機と大陸横断鉄道を利用して大移動した9日間。
大自然にどっぷり浸かって、身も心も洗われて自然の偉大さに触れた感じ・・・・・
モントリオールに降りて、世界遺産ケベックの旧市街を散策した日は小雨が降っていたが大丈夫。俗名「メープル街道」(800km)の紅葉も今を盛りと色づき、時期はバッチリであった!

五大湖周辺で遊んだ2日間。ローレンシャン高原の雄大なパノラマ景色も秋真っ盛り!
実にきれいであった。キングストンに来て、アメリカとの国境セントローレンス河での
遊覧クルーズも楽しかったし、ナイアガラに来てあの大瀑布を「霧の乙女号」に乗って滝の直ぐ側まで近づけたスリル感は忘れられない思い出となった。ずぶ濡れになりながら体感したあの棲ざましい迫力はどう表現すればいいかなぁ~。言葉が見つからないなぁ・・・・

自由行動で訪れたナイアガラ・オン・ザ・レイクの可愛くてきれいな小さな街にカナダ人の心を見たような気がした。そしてワイナリー観光に於いては幻のワイン・「アイスワイン」を奮発して買った。ワインボトル1本を作るのに白でぶどう30キログラム、赤ならば1粒に1滴しか取れない優れもの。当然標準ワインの10倍の手間は10倍以上の価格であったが、夕食でオーダして飲んだお味がその気にさせたのである。娘家族が帰ってくるまで保存しておこう。。。。。

そうそうナイアガラではアメリカ滝とカナダ滝があり(当然ナイアガラ滝はカナダが有名)、宿泊したホテルの前にレインボー・ブリッジがあってカナダからアメリカへ渡ることができるのである。800メートル、歩いても渡れる歩道があるというから私が歩かないわけが無い。パスポート持参で歩いたよ!1ドルを支払って。。。。。感動!

ナイアガラからバスでトロントへ、それから飛行機DL3655でミネアポリスそしてDL4740でと1日がかりの移動の末、夜の11時42分、カルガリーに着いた。
耳に親しい1988年フィギュア冬季オリンピックが開催された所である。

最終観光地・世界遺産カナディアンロッキーとコロンビア大氷原も実に感動ものであった。以前スイスで氷河を見た時は見ただけで感動していたのに、今回は巨大な雪上車に乗ってアサバスカ氷河をこの足で踏みしめたのだから感動の極み!溶けた氷水を手にすくって飲むと若返るとか?勿論試してみたが、私を見て彼曰く「同じ」だと・・・・・がっくり。。。。。

カナダとアメリカの入国出国にパスポートを出したり入れたり、厳しすぎるアメリカの税関チェックにドギマギしながら(下着を直している人さえ居たよ!)、最後はシアトルから帰国の途に着いた。
大陸で一口に移動と言っても半端ではなく一日に2000キロ4000キロであるから大変である。

勿論楽しい楽しい感動連続の旅であったが、皮膚も乾燥して少しかさかさ気味になっていた。日本に帰るや皮膚は喜んだ。美味しい日本茶や醤油味にもほっとしたし、何よりもテレビの日本語を聞いて落ち着いた。英語故に解かろうとする努力に疲れた。卒論は英語で書けてもすらすらとは会話の出来ない悲しさ。昔の日本人の英語学習の悲しさをしみじみと・・・・・

さてぼそぼそと嘆いている暇は無い。納得のいく写真は撮れているのかな??大急ぎで足跡はメモしてみたが、これからコンパクトフラッシュを開いてカナダという国の良さをじっくりと思い出したい。そして明日からまた日本モードで頑張るぞ!

やぁっ!3日後はお四国歩き遍路8回目だ。行けるかな? カンバレ!!!