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ヤゴ

2014-10-14 | 日記
  10月14日(火)
この季節、カラスウリの赤い可愛い実が庭のアクセントになっているよ。
台風19号は無事に通り過ぎてくれたが、ただ鈴虫の家が浸水した。昨夜、容器を庭の真ん中に出したままだったのがいけなかった。お祭の日(12日)を境に「リーーン リーン」の鳴き声は止み、残りは雌2匹となっているのだが、幸い彼らは止まり木に這い上がり、かろうじて水面ぎりぎりの所に避難していた。雨に打たれ揺れる水面に浮き沈みしながら一夜を過ごしてすっかり疲れ果てているらしく、フラフラ状態だった。
急いで水を濾したところ、勿論マットの土はひっくり返り沢山の白い卵が現れた。一晩水浸しになった卵は果たして大丈夫なのか・・・・・不安だ。

8日前、新しいお客様・ヤゴが来た。
紙芝居劇場でヤゴが登場するお話を読んだことがあって、体型の大体のイメージは有るものの生きているヤゴを見たのは初めてである。それにしても今の季節にヤゴとは一体どんなトンボなのだろう?赤とんぼ?否それにしては大きいなぁ・・・ 調べてみると、これは「マルタンヤンマ」のヤゴだと解った。羽化は来年だ、無事に越冬させてやらなければならない。エサは何がいいのかな?

アカムシ、ボウフラ、イトミミズ、それにメダカもいいらしいが、前の3つは私の苦手とする生き物だし、メダカは沢山いても可哀想で差し出す気にはなれないし、困ったなぁ・・・・・・・
エサを見つけると折りたたんでいる下あごをぐっと出して獲物を捕え引き寄せて食べる、というので是非その様子を見てみたくなった。冷凍アカムシも食べるなら素干し桜エビも食べるかもしれないと思って、一昨日、テグスに引っ掛けてヤゴの目の前で静かに動かしてみた。

果たして獲物だと確認したらしく足をわずかに動かし飛びつく体制を整えたかと思うと、素早く下あごらしき物をニョキッと出してエビを捕えグイと引っぱった。そしてゆっくりゆっくり噛み砕きながら飲み込んでいった。その様子を横から見ていると、確かにあごはZ型に折りたたむ事が出来て、今は伸びている状態だった。5分程かかっただろうか。仰向けの不自然な姿勢のまま干しエビを最後まで離さずしっかり食べ続けたのには感心感心。その間お腹もずっと動いていたよ。固くてごめんね。ガンバレ!と私も一生懸命見守った。(笑)
バカチョンカメラではプラスチックを通しての撮影は無理だが、そのシーンは私の目に強烈に焼き付いた。スゴイ物を見てビックリと感動が同時に起きたよ。
ヤゴの身長は4cm、桜エビは1cm強。少しは栄養になったかなぁ~。

もう少し柔らかい物といえば・・・そうだ!釜揚げシラスはどうかと試してみたくなった。今日同じようにして水中で揺らしてみると、うれしい事に食べた!柔らかいので千切れて底に落ちたのには知らん顔。肉食の彼は動いている物しか食べないそうだが、要するに揺らせば乾物でも食べるのが解って大発見。なんだか嬉しい。。。。。

棒が必要だというので太めの南天の茎を挿しておいたが、いやいやもっと細いのが良いのかもと・・・
あれこれ考えて空いていたプラスチック容器に砂や石や草も入れ、太さを選べるように2本の棒を差し込んで、歩き回れるように広い住処を作ってあげた。棒につかまって上を向いたり下を向いたり、ホテイアオイのぷっくり部分を抱っこしたり、ふかふか根っこに包まれ眠ったりいろいろ試して安全で居心地の良い場所を探しているようだ。
下段左から2番目の写真は水槽から引き上げられて身に危険を感じたらしく、砂の中に隠れようとググっと潜って顔を隠したところだ。ダメだよ。ちゃんと見えてるよ。頭隠して尻隠さずだもの。(笑)
             (画像はクリックすると拡大する)
 

越冬してココから空へ飛んで行ってほしい。でも来年の夏までこんなエサやりは続きそうもなく、ヤゴも可哀そうなので明日には彼にアカムシを買って来てもらって、エサ係は彼とバトンタッチしてもらおうと思う。

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