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石道温泉へ

2023-09-30 | 日記
  9月30日(土)
今日の朝刊でカメムシの記事を見てビックリ、昨日石道温泉で見たばかりなので興味深く読んだ。
なんと平安時代の辞書に「屁放虫}(へひりむし)として記載されていたと言う。へぇ~・・・触ると臭く、埼玉県の秩父の方言では「わっくさ」と言うらしいが、解り易くて面白いナ(笑)この虫は害虫で稲のみならず柿やリンゴなど果物の汁を吸い上げる農作物の大敵で、今年の猛暑にその繁殖率は高く大量に発生しているらしい。
「あ っカメムシだ!」と叫んだ彼の声に私が思わずシャッターを切った写真がコレである。色や形も様々で沢山の種類がいて昆虫の一種とか。拡大して見ると、気持ち悪いが折角なので残しておこう。(笑)どんなに臭いのかも知りたかったが試すのは止めた。(笑)


さてさて、カメムシが優先されてしまったが、今日の日記は一昨日に行った石道温泉etc.を書きたかったのである。
 9月28日(木)
阪急宝塚線に乗るのは数年ぶり、駅名を読み学生時代の思い出のアレコレを振り返りながら「川西能勢口」に下りた。
能勢電鉄に乗り換えて彼が昔住んでいたことのある「一の鳥居」迄行ってみることになった。77年ぶりに塩川を感慨深げに覗き込んでいた彼の姿はしおらしかった。(笑)一駅隣の平野(ひらの)は、明治時代炭酸泉が湧き出た所で日本最初の清涼飲料水が製造され、三ツ矢サイダー発祥の地と言われているようだ。
二駅隣の山下に在った彼の母校・山下小学校は無くなっているらしい。                 (画像はクリックすると拡大する)
私は「のせでん」に乗るのは初めてで、それだけで嬉しかった。(笑)

それから「川西能勢口」まで戻り阪急バス利用で石道温泉に行った。
チェックインから何だかちょっと違う雰囲気、"at home"的なものを感じたのであるが、有馬温泉の湯を連想する天然の源泉から汲み上げた岩風呂の他に泡風呂etc.が有り、通常のサウナルーム&蒸気サウナルームも有った。
日帰り客が多く、色んなニーズ対応の温泉のようだった。


体力は乏しいながら好奇心だけは少し残っていて、翌日は、忍性上人(1217―1303)に惹かれて多田神社参拝と西芳寺お参りを決め込んだ。
 9月29日(金)
朝10時18分、阪急バス清和台営業所前バス停から乗って多田神社前で下車。鎌倉時代初期建立の多田院から始まった多田神社は何とまぁ由緒ある立派な神社だこと!
今日は十五夜の行事があるらしい。境内でお目にかかったご神職が、お尋ねした場所をタブレットで説明下さったご親切に感謝。ススキと萩を生けた花瓶を手にされた奥様のお姿に和の心を感じて多田神社が好きになってしまった。
そうそう奈良西大寺の鐘楼はこの多田神社から移築されたのだと教えて下さった。何やら難しいが美しい三手先組物とやら。

続いて、忍性さんが住職をされた時期がある(寂定山じゃくじょうざん)西芳寺を訪れた。この彼岸中日に奈良 浄土寺の藤田能宏上人様がこちらへ法話に来られたとの事、驚いた。

                 

胎内仏(平安時代・秘仏)を持つご本尊・阿弥陀如来坐像を拝ませていただいた後、目明阿弥陀印物(めみょうあみだいんもつ 版木山桜 江戸時代元禄10年)の説明や多田神社の可愛いポニーの笑える楽しい話などありがとうございました。
毎年2月1~15日には西方寺所蔵の涅槃図(平安時代)が公開されるらしい。

全ては書けなかったが色んな史実を学び、暑さも忘れる程興奮し充実した2日間であった。(笑)



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