本殿のなかに「紫式部源氏の間」なる部屋がつくられ、
石山寺からみた美しい光景に心打たれ趣くままに筆をすすめて書いたのが源氏物語であると
あたかも石山寺で着想を得ただけでなく、
源氏物語の大元はすべてここにあると言わんばかりの説明がしてあります。
本堂の横に紫式部 源氏の間が
約千年前、紫式部が石山寺にてびわ湖に映る月を見て、書き始めたといわれる源氏物語。
月をモチーフとしたフォトスポットと共に、紫式部と源氏物語の背景を知ることができます。
石山寺では中秋の名月にあわせて「秋月祭」
期間中は行燈でライトアップされ幽玄な世界が広がる境内
はるかに琵琶湖を望みながら瀬田川の美しい風景を楽しむことができます。
崖に張り出して立つ懸崖造の建物で、懸崖の部分は板で覆われ、袴腰付の楼のような外観となっています
月見亭は平安時代後期の保元年間(1156~1158年)に後白河天皇が行幸の際建立したのが始まりとされ、
現在の建物は江戸時代前期の貞保4年(1687)に建てられたもので、寄棟、茅葺、四方に下屋庇を廻し、外壁は吹き放し、
明治11年(1878)には明治天皇が明治20年(1887)には昭憲皇太后が、
明治43年(1910)には大正天皇が大正7年(1918)には昭和天皇が
大正11年(1922)には皇太后陛下など皇室の方々が数多く行幸され、月見亭より雄大な景観を眺められています。
近江八景「石山の秋月」は瀬田川の清流を見下ろすこの地から眺めた風景と云われます
私も以前石山寺の「秋月祭」行き名月を楽しみました。 幻想的でしたよ その時の写真です
平安時代とつながる、もののあはれな恋
「もののあはれ」は一言では表現できない、
しみじみとした趣深い感情を表す言葉です。
世界最古の恋愛物語とされる源氏物語は
「もののあはれ」を表現した文学ともいわれているそうです
「石山寺縁起絵巻」によると新しい物語を執筆するため石山寺へ参籠し、湖面に映る月を見て「源氏物語」の着想を得たと伝わる
光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館
大河ドラマ「光る君へ」に登場する衣装や小道具、撮影の裏側を知ることができるパネルなどを展示。
キャスト・スタッフのインタビューなど、大河ドラマならではの映像を4Kシアターで上映。
大津でしか見ることができない、大河ドラマの世界に没入できる展示を楽しみました。
石山寺の庭園の紫式部像
石山寺からの帰り道の郵便ポスト 紫式部ですね
2024/02/26 撮影
今光る君への放映中なので、それに合わせていろんな紫式部と出会えるのですね。
私の行った頃は、窓のから見える紫式部だけでした。
源氏物語は大好きで、いろんな人の現代語訳を読みましたので、「光る君へ」、興味深く観ています。
紫式部と石山寺、ありがとうございました。
コメントを頂き(人''▽`)ありがとう☆ございます