OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

深みや軽み

2020年06月24日 | 文化・芸術

6月から展覧会活動もほぼ予定通りになったか。

今日24日は、池袋西武恒例の土屋さんの陶芸展初日。

買えるものは限られる私であるが、ほしいものは、写真の大きな「鉄砂耳付扁壺」だった。

どっしりとしたたたずまいであった。重厚。堂々。

 

その二週間前、11日はまだ人は少なかった。

池袋、こちらは芸術劇場。芸術劇場も中止がほとんどのなか、ギャラリーが一つ開いていた。

そこには気になるインスタレーションが。

白い台座に、庭に落ちていた枯葉や家にあったという楽器の弦の一部などが、コツコツ時を刻むように動いている。

ナガクボケンジさんという現代美術家の作品は、今ふりかえると新コロナの影響で自粛しているわれわれの姿のようにも思えた。軽くはない。軽みある作品群。

 

今日は、土屋さんの陶芸展のあとは、動物を描く大橋さんの個展へ四谷へ。今回はエアブラシの作品が気になっていた。結局、ステンレスボトルを買い求めるつもりが、おじさんには可愛すぎて、私のオリジナルをつくってもらうことに。

そのあとは、臨時で開店している昼のナベサンへ。シオちゃんの落語家のようなトークで一人笑った。

 

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