さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

メタセコイア

2017-02-01 21:11:19 | 樹木

*2017年2月1日撮影

 2月になりました。
 今日はとてもいい天気でしたが、夕方から雪が降り出し、今も降っています。積もりそうな勢いです。

 今日は青空のもと、メタセコイアの冬姿を撮影してきました。
 メタセコイアは和名をアケボノスギといいますが、和名を使う人はいなくてメタセコイアで通っています。
 写真は高い木の先端部分。
 ぷつぷつと何かついているように見えますが、これは球果つまり松ぼっくりのような実です。





*2017年2月1日撮影

 木の中ほどの姿。
 ふさのように垂れ下がっているのは、雄花のつぼみです。
 これからひと月ほどしたら咲き始めると思います。

 メタセコイアは落葉樹なので、今は葉はまったくありません。
 それにかわって球果と雄花のつぼみがたくさんついていて、冬のメタセコイアを飾っています。





*2017年2月1日撮影

 雄花を少し大きく撮影してみました。
 つぶつぶが房のようになってたくさんついています。
 丸い球果も枝の先についているのが分かります。
 球果はもちろんもとは雌花だったわけです。
 雌花は雄花より遅れて、葉の芽吹きとともに緑色の松ぼっくりのような花を咲かせます。





*2017年1月16日撮影

 これは先月の雪の頃のメタセコイアです。
 すっきりした円錐形の美しい樹形をしています。

 絶滅したと思われていたメタセコイアが、中国の揚子江奥地で発見されたのは1945年。
 生きている化石として有名になり、樹形の美しさから、公園などにさかんに植えられるようになりました。
 こうしていまは会津の鶴ヶ城公園にもあるというわけです。


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