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*2019年10月21日撮影
今日も曇り空でしたが時には青空も見えて、暑くもなく寒くもなく散歩日和でした。
川沿いにノブドウの実が目立ちます。
さまざまな色の実が、丸いのばかりではなくて、少しづつ形が違っていたりして、とても風情のある実です。
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*2019年10月21日撮影
ここ会津ではノブドウの実は一般的に「ブスの実」と呼ばれます。
「ブス」というのはトリカブトの根で作る毒薬のことではないかと思われます。
毒薬を飲まされた人の顔が青黒くはれあがるところから、ノブドウの実の色を見て連想したのではないかと想像します。
ブスの実という名前から、この実は毒だという思い込みが生まれ、今でも普通一般的にはこれは毒だと思われています。
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*2019年10月21日撮影
ノブドウの実は毒ではありません。
ただ、まずいので食用にはしません。
見た目が気持ち悪いと思う人は特に、毒だと言われれば納得する雰囲気があります。
それでも、じっくり眺めると、なんとも言えぬ美しい実だと思うようになります。
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*2019年10月21日撮影
数年前まで「ブスの実の焼酎漬け」をつくるのが流行りました。
毎日少しづつ飲むと、胃腸系のガンなどの特効薬になると言われました。
そのことの是非はともかく、なぜかブームは去り、今では実を採る人はほとんどいなくなりました。
以前は争うように実が採られたノブドウですが、いまはその独特の姿をここかしこに展開しています。