さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

カリン(実)

2019-11-27 22:00:29 | 樹木

*2019年11月27日撮影

 カリンは春に美しいピンクの花を咲かせます。
 そんなこともあって、庭木として人気があります。
 秋には大きな実をたくさん付けますが、この実はどうも持て余されているようです。
 今頃の時期には、取り残したカリンの実がそのままになっているのをよく見かけます。





*2019年11月27日撮影

 カリンの実は焼酎漬けや蜂蜜漬けにして、喉の薬として用いるのがよく知られています。
 ネットで検索すると、最近はカリンのジャムというのがあるようです。
 うまく作ると真っ赤な色になって、見るからにおいしそうです。
 作り方に興味のある方は是非、カリンのジャムを検索してみてください。





*2019年9月1日撮影

 これは、まだ青いカリンの実です。9月始めの写真です。
 このころはまだほとんどカリンの香りはしません。

 カリンの実は香りを楽しむという方も多いと思います。
 黄色く熟れたカリンは特有の爽やかな香りがします。
 そんなに強烈ということもなくて、落ち着いた香りなので好まれるのかなと思います。

ホソヒラタアブ

2019-11-26 22:02:22 | 昆虫

*2019年11月26日撮影

 今日は秋晴れ、良い天気でした。

 もう虫たちは見納め。蝶もトンボもほとんど見かけなくなりました。
 それでもハエやアブの仲間はまだ見かけます。
 写真はクサノオウの花に取り付くホソヒラタアブです。
 2匹で花を争っています。
 このホソヒラタアブは、見たところ色が黒っぽくて、通常のホソヒラタアブとは感じが違います。
 「黒化型」と呼ばれるホソヒラタアブのようです。





*2019年11月26日撮影

 ホソヒラタアブの「黒化型」は、秋になって気温が下がると出てくるように言われています。
 もうだいぶ寒くなったので、そのせいでしょうか。

 ホソヒラタアブがとまっているのはクサノオウの花。本来春の花ですが、秋にも咲きます。
 もじゃもじゃの毛が生えた実のようなものは、花のつぼみです。
 これから咲こうとして、たくさんスタンバイしています。





*2019年11月26日撮影

 このアブはほとんど真っ黒です。
 これもホソヒラタアブの「黒化型」だと思うのですが、ひょっとしたら別のヒラタアブ類かもしれません。

 ヒラタアブは「扁虻」と書き、「扁」は体が扁平である(平べったい)ことを意味しています。
 ホソヒラタアブは、ヒラタアブの中で体が細いことを示しています。





*2019年10月20日撮影

 これは先月撮影した、通常の色をしたホソヒラタアブです。
 イヌタデの花の先にとまっています。
 目がとても赤いのが目立ちます。

コナラ(紅葉)

2019-11-22 22:17:14 | 樹木

*2019年11月22日撮影

 今日も午前中は秋晴れの良い天気でした。
 ただ、冷え込みがきびしく、雪が降ってきてもおかしくないような寒さでした。

 どんぐりの木の代表と言ってもいいコナラですが、今年は紅葉がきれいです。
 コナラの葉は例年、秋から冬にかけて茶色く枯れて、そのまま春まで落ちないでいる、というイメージです。
 ところが今年は、なかなか風情のある「紅葉」になっています。





*2019年11月22日撮影

 光が透けて見えるように、うまく逆光で撮影すると、こんなにも美しい色をしています。
 真っ赤ではありませんが、黄色からオレンジ色に変化して見応えがあります。





*2019年11月21日撮影

 遠くから見るコナラの紅葉。
 茶色に枯れているだけではなくて、けっこう赤みがあります。





*2019年11月21日撮影

 ちょっと日陰で、これからもっと色付くのでは、と思うコナラ。
 このままの現状でも十分美しいのですが。

 紅葉としてはあまり取り上げられない「コナラ」をご覧いただきました。

秋の空

2019-11-21 23:01:03 | 

*2019年11月21日撮影

 11月も半ばを過ぎ、寒くなってきました。
 雪の便りもちらほらと聞こえ始めました。

 今日は午前中は久しぶりに晴れて、西の空に下弦の月を撮影しました。
 空の真ん中に、半月よりはもっと欠けている月がいるのですが、見えるでしょうか。
 手前の木は黄葉の時期が過ぎて、葉が枯れ始めたエノキです。





*2019年11月18日撮影

 数日前に、いわゆる「うろこ雲」を撮った写真です。
 下のほうにいる、すっと掃いたような雲はなんというのでしょうか。
 下の左隅にシルエットになっている樹木は、何だったのか思い出せません。





*2019年11月15日撮影

 これは大きめの「わた雲」と言っていいのでしょうか。
 下のほうに小さくポプラのこずえが写っています。
 右の端に少し写っている木はサクラです。もうほとんど葉は残っていません。





*2019年11月2日撮影

 今月初めに撮影した、通称「ひつじ雲」にあたる雲です。
 雲の厚みが薄くて空の青さが透けて見えるので、「半透明雲」という名もあるようです。
 本来は空一面に埋め尽くすように広がる雲なのですが、この日は青空の部分をかなり残していました。
 手前には紅葉した樹木や、松のこずえがちょっぴり見えています。

 なんとなく、秋を感じさせるような空と雲の写真を選んでみました。

紅葉の里山

2019-11-15 22:45:22 | 

*2019年11月15日撮影

 長いお休みをしてしまいました。
 特別になにかがあったというわけではないのですが、色々な都合で、更新ができませんでした。

 久しぶりの再会ですが、もう11月も半ばです。
 身近な山も少しづつ色づいて、ようやく紅葉の最盛期を迎えました。
 今日は久しぶりに素晴らしい天気に恵まれ、空気も澄んでいて、山の紅葉を撮影できました。
 紅葉の名所に比べたら見劣りもするでしょうが、これはこれで見事な風景だと思います。





*2019年11月15日撮影

 山肌にさまざまな色が踊っています。





*2019年11月15日撮影

 もう何もいうべき言葉はありません。





*2019年11月15日撮影

 とにかく、こんな光景を見て欲しいだけです。





*2019年11月15日撮影

 紅葉は全体的にはオレンジ系ですが、杉などの緑との対比が美しいと思います。





*2019年11月15日撮影

 ちょっと趣向を変えて、大きな綿雲が浮かぶ紅葉の山です。
 山は少し暗くなってしまいました。





*2019年11月15日撮影

 もうひとつ、別の趣向です。
 会津磐梯山を遠くに眺めて、手前は紅葉の里山です。
 磐梯山の頂上付近には雪が積もっているようです。
 初冠雪でしょうか。

 もう間もなく雪の季節がやってきます。