さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

モズ

2016-11-20 22:39:38 | 

*2016年11月20日撮影

 今日は朝のうちだけ晴れましたが、昼には雲が広がって午後は雨模様になりました。

 その朝の散歩で出会ったモズです。
 モズの雄です。モズは秋冬にはよく姿を見せます。
 夏は山の中にいるのか、それとも夏は目立たないだけなのか、よく分かりません。
 モズは渡り鳥ではないので、いつでもいるはずなのですが。





*2016年11月18日撮影

 たまたまなのか、雄のモズの方をよく見ます。
 雄のモズは目のところの黒い線(過眼線というようです)が、はっきりくっきりしています。





*2016年11月18日撮影

 いまにも飛び出しそうにしている雄のモズです。
 なにか獲物を見つけたのでしょうか。
 しかしこのあと飛び立つことはなく、またさかんに辺りを見回しながらとまっていました。

 モズの獲物は生きた昆虫や爬虫類や小鳥などです。
 捕獲しやすいということなのだと思いますが、昆虫を食べているモズを見ることが多いですね。





*2016年11月18日撮影

 遠くて小さいですが、雌のモズの写真です。
 過眼線もそうですが、全体的に色が薄いような印象です。

ヘクソカズラ

2016-11-18 22:48:14 | 草花

*2016年11月18日撮影

 ずいぶん久しぶりに朝から晴れました。

 ここ会津は秋が深くなると朝は霧が立ち込めることが多く、晴れていても曇り空と同じか、もっと悪い状態です。
 霧が晴れる頃にはお昼も過ぎてしまうというありさまで、散歩もままなりません。

 今日は小春日和というのがぴったりの暖かい良い天気でした。
 そんな天気には似合わないかもしれないと思いながら、ヘクソカズラの実を撮影しました。
 薄いオレンジ色に輝く実が、なかなかきれいに見えたのです。





*2016年11月13日撮影

 つる植物には、赤い実のなるものや黒い実のなるもの、青い実のなるものなど、さまざまです。
 ヘクソカズラの実はそれらの見た目の美しいものたちとは違って、見ようによっては汚らしくさえあります。
 でも小さな実がたくさん実って、日に当たって輝いているときなどは、それなりに美しいと思います。





*2016年9月21日撮影

 これは9月に撮影した、花が終わって実になりつつあるヘクソカズラです。
 変わった形が目をひきます。

 ヘクソカズラというのは「屁糞葛」と書くように、特有の匂いに由来する名前です。
 ただそんなに匂いは気になるほどではなく、花や実を指で潰すと、ああなるほどと思う程度に匂います。
 そばに寄って匂うほどではありません。





*2016年7月12日撮影

 おまけの写真として、花の盛りのヘクソカズラです。
 7月に撮影しました。
 なかなか美しい花なのですが、名前のせいかあまり注目をあびることはないようです。

ヒドリガモ

2016-11-13 22:16:39 | 

*2016年11月13日撮影

 会津の鶴ヶ城のお堀にたくさんのカモたちが来る季節になりました。
 例年よりは遅く、10月頃から少しづつやってきました。
 一番早いコガモは例年なら9月にはもうやってくるのに、今年は10月でした。
 それからカルガモたちが来て、マガモが来て、今はオナガガモやハシビロガモなどもいます。
 それで今日の写真はヒドリガモです。
 ヒドリガモの集団。頭の色が赤茶色なのが雄で、灰色っぽいのが雌です。縦列真ん中の五羽が雄です。
 一番奥にいる雄はまだほとんどエクリプスの羽色をしています。
 奥から4羽目の雄はほとんど繁殖期の羽色です。一番手前の雄は換羽中のようです。肩や脇腹に茶色っぽい色が残っています。





*2016年11月13日撮影

 ヒドリガモのカップル。
 雄はもうすっかり換羽が終わったようです。
 来年、北の国に帰って子育てが終わるまで、しっかり夫婦でいてほしいものです。





*2016年11月13日

 ヒドリガモは渡ってきたばかりで疲れているのか、昼間はほとんど皆寝ています。
 ただ、ときおり立ち上がって羽ばたいたり、急に泳ぎ回ったりします。
 まだ落ち着かないのかなあ、と思います。





*2016年10月27日撮影

 先月末に撮影したヒドリガモ。
 奥の二羽はマガモ、手前の三羽がヒドリガモです。
 右端は雌で、真ん中の雄はまだエクリプスの羽色です。
 左端の雄はもう換羽が終わって、ほぼ繁殖期の羽色になっています。
 カモ類は、羽色の変化を観察するのも楽しいものです。
 
 

紅葉のモミジ

2016-11-12 22:12:16 | 樹木

*2016年11月12日撮影

 なかなか気持ち良く晴れた日はやってきません。
 里の山もようやく色づいてきましたが、どうもメリハリに欠けていて残念です。

 今日取り上げるのは、やっと見ごろになったモミジの紅葉です。
 モミジというのはカエデのなかで、イロハモミジなどの種類をさしています。
 木によって色づき方もいろいろで、まだ緑の葉が多いものから、もう散り始めているものまで、ずいぶん幅があります。





*2016年11月12日撮影

 会津の鶴ヶ城の石垣を背景に、黄色と赤のモミジの葉です。
 黄色も赤も同じ木の葉なのですが、日当たりの違いで色が違うように思います。
 黄色い葉もやがて赤くなるのだと思いますが、赤くなる前に枯れて落ちてしまうかもしれません。
 これからの気温の下がり方しだいでしょうか。





*2016年11月12日撮影

 このモミジは全体が白っぽい黄色の葉で、一部はもう枯れ始めているようです。
 日当たりのせいだけでもなくて、やはり木の個性があるのでしょうか。
 これはこれで美しい眺めです。





*2016年11月10日撮影

 文字どおり真っ赤に色づいたモミジ。
 これでこそモミジだと、褒め称えたいものです。
 今年はこういう鮮やかな赤いモミジが少ないようなのです。





*2016年11月6日撮影

 先週撮影の、まだ色づき始めのモミジです。
 蛍光色のような独特のピンク色が特徴です。
 こういう色からやがて前の写真のような鮮やかな赤に変わっていくものと期待するのですが、どうでしょうか。

 紅葉の主役と言ってもいいモミジです。
 さまざまな色に変身する秋の姿は、やはり心にしみる美しい景色です。

初冠雪

2016-11-10 22:03:52 | 

*2016年11月10日撮影

 昨日は初めて雪が降りました。
 街ではみぞれのようなものがときおり少しだけ降っただけですが、山は白くなりました。
 目の前の山ではなく、少し遠くの山(それだけ高い山)の頂が白くなっていて、初冠雪です。
 写真は今日撮影したものです。今日も暗い曇り空でした。





*2016年11月10日撮影

 初めの写真もこの写真も、山の名前はわかりません。
 手前の山の紅葉、ようやく色づいてきたと思えばもう雪の季節になって、今年はあまり楽しめませんでした。
 
 冬がすぐそこに。
 曇り空の写真で、雰囲気も暗いですが、そういう季節なのでやむをえません。