さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ユリノキ(実)

2021-01-25 21:18:55 | 樹木

*2021年1月25日撮影

 今日は良く晴れました。
 晴れの日が多いのは嬉しいことです。
 このまま、雪はもう終わりになってほしいとも思いますが、どうなることでしょうか。

 ユリノキに実がついていて、茶色く枯れてはいるけれど、チューリップの花のように見えています。
 ユリノキの実は熟す頃は松かさのような姿ですが、秋が深まる頃から翼果と呼ばれる花びら状の実が外側から開いて、こういう姿になります。
 ユリノキが別名をチューリップツリーというのは、春に咲く花がチューリップに似ているからなのですが、じつは冬の実もチューリップのようなのです。





*2021年1月25日撮影

 ユリノキは北アメリカ原産の樹木で、明治の初めに渡来し、街路樹や公園樹などとして今も植えられています。
 ユリノキの花はチューリップに似ていて、ユリには見えませんが、学名を直訳すると「ユリノキ」になるので日本名として採用されたようです。
 当時はチューリップはあまり知られていなかったため、「ユリに似た花」としてやむなしだったのかもしれません。





*2021年1月11日撮影

 ユリノキの実に雪が積もった姿です。

 雪景色の風情にはなぜか心惹かれます。
 生活の都合としては雪は少ない方がいいと思いながら、雪景色への憧れも捨てられません。


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2 コメント

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Unknown (hisuinet)
2021-01-25 21:33:27
ユリノキの大きな木を見るといつもしばらく見上げてしまいます。花も実もかわいいですよね。
こんな風に雪を被った実を初めて見ました。素敵ですね~。こちら(大阪)ではまず見ることはないでしょう。
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hisuinetさんこんばんは (ひでじい)
2021-01-28 22:46:47
いつも見ていただいてありがとうございます。

雪を被ると見慣れたものが一変して、何か別のものに変身します。雪の魔法だと思っています。
ユリノキはご指摘のように、花も実もそして葉も独特で、魅力的な樹木です。
樹木をもっと取り上げたいと思いながら、なかなか。

これからもよろしくお願いします。

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