さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

今年の蝶たち

2013-12-31 20:46:18 | 昆虫
 大晦日です。
 年をとると一年はあっという間です。

 今年はチョウやトンボをたくさん見て、名前を覚えようと日々勉強した年でした。
 それで、紹介していないチョウをいくつかお見せして、今年のお別れにしたいと思います。


*2013年5月4日撮影

 ツマキチョウです。





*2013年8月4日撮影

 ジャノメチョウです。





*2013年8月26日撮影

 ウラギンヒョウモンです。





*2013年9月12日撮影

 キマダラセセリです。

 チョウたちにはまた来年再開するのを楽しみにしています。
 もっといい写真を撮ってお見せできるように来年も努力をしたいと思います。
 草や木や虫や鳥たちのことを学んでいきたいと思います。

 今年一年ありがとうございました。
 皆様にすべての良きことがなだれのごとくおきますように。
 来年はもっと素晴らしい年でありますように。

オオバン

2013-12-29 22:54:45 | 

*2013年12月29日撮影

 雪の夜が明けて、今朝はさわやかに晴れました。
 晴れているうちに散歩に出かけましたが、昼近くにはもう雪が降り始めました。

 さて、会津の鶴ヶ城のお堀はほとんど凍りましたが、あちこちに凍らない水面が残っています。
 お堀の氷の上を歩いてくる黒い影。あれはオオバンではないですか。
 大きな足(の指?)が目立ちます。
 歩くのはけっこう速くて、程なく目指す水面にたどりつきます。
 鳥なのだから飛べばひとっ飛びだろうと思いますが、オオバンは飛ぶのが苦手なのかも。





*2013年12月29日撮影

 大きなケヤキの下に凍っていない小さな丸い水面があって、オオバンの二羽連れはほっとしたように飛び込みます。
 ところが先客がいて、同じように水に潜って餌を穫るホシハジロです。
 接近するホシハジロに、驚いたのか威嚇しているのか、身を乗り出しているオオバンです。
 このあと何事もなく、オオバンたちもホシハジロもさかんに水に潜っていました。

 ホシハジロはカモ科で海ガモ類ですが、バンはクイナ科です。同じような水鳥でも分類は大きく違うようです。

アカマツ

2013-12-28 23:12:22 | 樹木

*2013年12月28日撮影

 二週間ぶりにまた大雪です。
 雪が降っている景色が見たくて、ちょっとだけ出かけてきました。
 それで今日は、雪の中のアカマツです。雪が積もると見なれた松がすごい迫力になります。
 冬の松は好きです。





2013年12月28日撮影

 大きなアカマツを見上げています。
 大木の力強さが心に迫ります。





*2013年12月28日撮影

 雪の中に屹立する松。
 雨にも雪にも風にも耐えただ立っている松ですが、そういう姿に思い入れを持ってしまいます。

 樹木は脳を持たないので感情というものもなく、だからつらいとか苦しいとか、あるいは楽しいとかも感じることはないのだとされています。
 しかし生き物としてこの世に生き残り子孫を増やしているのだから、脳を持たないけれど、松の生き方はこの世に適合して「勝ち抜いてきた」生き方なのです。
 巨大でものすごいエネルギーを消費する脳を持っている人間と、脳を持たないけれど力強く生きている松と、どちらが高等かという比較は出来ないと、ふと思います。

アオジ

2013-12-26 22:04:13 | 

*2013年12月26日撮影

 アオジは冬の薮のなかにいる小鳥。地上に落ちた草の実などを食べているらしい。
 そんなわけで、入り組んだ枝の向こうにこんな状態で写真を撮らせてもらいました。
 繁殖地は標高の高い山の上やもっと北のほうで、秋冬になると平地に降りてきます。
 これは頭が黒っぽいので雄だと思います。





*2013年12月25日撮影

 これも茂みの向こうにアオジの姿。顔の色合いが明るいので雌のようです。
 アオジという名前ですがちっとも青くはなくて、黄色く見えます。
 昔はあおという色は黄緑色をさしていたと言われていて、かなり黄色くてもあおだったそうです。
 今でいう青は古い時代はるりと呼ばれていて、オオルリなどの鳥の名前に残っています。
 アオジのもとの名前はアオシトドで、いつのまにか省略されてしまったようです。
 シトドというのはホオジロ類をさす名前で、ミヤマシトドなどの鳥がいます。
 



ビワ

2013-12-25 22:43:33 | 樹木

*2013年12月25日

 ビワの花が咲き始めました。
 一見つぶつぶの実のようなつぼみから白い花が開きます。
 本物の実は春になってから小さな梨のような実がなります。なかなか美味しい実です。





*2013年12月25日撮影

 花の姿はこんな感じです。
 地味ですが、なかなか清楚なおもむきがあります。





*2013年12月25日撮影

 ビワはほとんどが庭木として植えられているものですが、まれに野生種もあるようです。
 ビワは医者いらずの木と言われ、葉は生薬やお茶、お灸、入浴剤などに使われ、また実の中にある種子も咳止めなどに薬効があるとされています。
 ビワの薬効についての解説本はたくさんあるので、興味のある方は研究してみるのがよいと思います。