さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ネズミモチ(花)

2020-06-20 22:10:08 | 樹木

*2020年6月20日撮影

 昨夜は雨でしたが、今日は晴れました。
 ただ風が強くて、肌寒い1日でした。

 今日は、ネズミモチの花を撮影してきました。
 ネズミが続きましたが、今回のは木に咲く白い花。
 公営住宅の緑地に植えられているネズミモチです。





*2020年6月20日撮影

 小さな黒っぽい果実が、楕円形をしていて、鼠の糞のようだというので、「ネズミ」の名が付いたとされています。
 「モチ」というのは、葉がモチノキの葉に似ているからだそうです。
 あまり気持ちの良い名前ではないように思いますが、花そのものはとてもきれいです。





*2020年6月20日撮影

 あまり大木にはならないようですが、緑の葉と白い花が入り混じって、木を覆い尽くしている眺めは見事です。

 本来は関西から西の方の暖かい地域の樹木なのですが、公園や街路樹、さらには庭木として全国に植えられるようになりました。
 そんなわけで、ここ東北の雪国にも、ネズミモチの花が咲くわけです。





*2020年6月16日撮影

 枝先に小さな花がたくさん咲きます。
 筒状の花は長さ5mmくらい、直径も5mmくらいで、先端から中程まで4つに裂けてめくれるので、4弁の花のように見えます。
 中から2本の雄しべが突き出しているのがよく目立ちます。

 よくよく見ないと、この小さな花を鑑賞することができませんが、可憐なかわいい花です。

ネズミムギ

2020-06-18 22:17:09 | 草花

*2020年6月18日撮影

 6月に入って真夏がやってきました。暑くなる時期が、毎年早くなるような気がします。
 10日(水)には、会津若松で気温36.4℃を記録し、この日の日本一になりました。
 その次の日からは、どうやら梅雨入りしたらしく、雨模様の日が続いています。

 ここ数日は晴れることが多く、晴れれば気温は30℃くらいまで上がります。
 
 久しぶりの更新ですが、今日は、地味な雑草のネズミムギです。
 川沿いを歩いていて、ネズミムギの花が咲いているのに気づきました。
 イネ科の草は判別が難しいのですが、こういう見た目の特徴がはっきりしているものは見るとほっとします。





*2020年6月18日撮影

 コムギやオオムギは食料として栽培されています。
 食糧にならないという意味で、イヌムギとかネズミムギとかがあります。
 名前に「ムギ」がつくので、それらしい姿の穂をつけます。
 ネズミムギは直立した茎の先に、分岐しないまっすぐな穂をつけます。





*2020年6月18日撮影

 ヨーロッパ原産で、明治期に牧草として輸入されたものだそうです。
 牧草としては、イタリアンライグラスという名で呼ばれるようです。
 今ではすっかり野生化して、どこにでもある雑草です。





*2020年6月18日撮影

 イネ科の草はみな似ていて、なかなか見分けることができません。
 ネズミムギやイヌムギなどは、どちらかといえば分かりやすいので、そういうものから少しずつ覚えていきたいと思っています。

 

トラフトンボ

2020-06-09 22:28:24 | 昆虫

*2020年6月9日撮影

 もう6月の第2週。いきなり気温も上がって、夏になりました。

 新型コロナウィルスの感染拡大は、東京以外ではほぼ問題にならない状況のようです。
 ここ、福島県の会津では当初から今に至るまで、感染者0で推移してきました。ありがたいことです。
 それでも、マスクなどの対策を心がけながら、散歩に出ます。

 鶴ヶ城のお堀で、珍しいトンボを見かけました。
 これはトラフトンボではないかと思います。
 水面を飛び回るのみで、全くその辺に止まる気配はないので、飛んでいる姿を撮影するしかありません。





*2020年6月8日撮影

 飛んでいるトンボの撮影は、私にはかなり難しいことがわかりました。
 かなりねばって、トンボの姿がそれなりに分かる程度の写真を、数枚得られましたが、ピントぴったりとはいきません。
 さらに練習を重ねて、もっといい写真が得られたら、ご紹介します。

 独特のトラ模様をしたトラフトンボですが、もしかしたらオオトラフトンボかもしれません。
 今回の写真は、どちらも雄のように思います。雌がいたらトラフなのかオオトラフなのか区別しやすいようです。
 もうしばらく観察を続けて、写真ももっとちゃんと撮れるようにしたいものです。