*2021年1月25日撮影
今日は良く晴れました。
晴れの日が多いのは嬉しいことです。
このまま、雪はもう終わりになってほしいとも思いますが、どうなることでしょうか。
ユリノキに実がついていて、茶色く枯れてはいるけれど、チューリップの花のように見えています。
ユリノキの実は熟す頃は松かさのような姿ですが、秋が深まる頃から翼果と呼ばれる花びら状の実が外側から開いて、こういう姿になります。
ユリノキが別名をチューリップツリーというのは、春に咲く花がチューリップに似ているからなのですが、じつは冬の実もチューリップのようなのです。
*2021年1月25日撮影
ユリノキは北アメリカ原産の樹木で、明治の初めに渡来し、街路樹や公園樹などとして今も植えられています。
ユリノキの花はチューリップに似ていて、ユリには見えませんが、学名を直訳すると「ユリノキ」になるので日本名として採用されたようです。
当時はチューリップはあまり知られていなかったため、「ユリに似た花」としてやむなしだったのかもしれません。
*2021年1月11日撮影
ユリノキの実に雪が積もった姿です。
雪景色の風情にはなぜか心惹かれます。
生活の都合としては雪は少ない方がいいと思いながら、雪景色への憧れも捨てられません。
こんな風に雪を被った実を初めて見ました。素敵ですね~。こちら(大阪)ではまず見ることはないでしょう。
雪を被ると見慣れたものが一変して、何か別のものに変身します。雪の魔法だと思っています。
ユリノキはご指摘のように、花も実もそして葉も独特で、魅力的な樹木です。
樹木をもっと取り上げたいと思いながら、なかなか。
これからもよろしくお願いします。