
*2021年5月6日撮影
5月です。
今日は晴れました。このところ良い天気が続いています。
一昨日の空に出現した、すじぐもをごらんいただきたいと思います。
しゅっと掃いたような、通称「すじぐも」は正しくは「巻雲」です。
最も高い場所にできる雲で、氷の粒「氷晶」が風に流されることでできるのだそうです。

*2021年5月6日撮影
すじぐもが並んで壁のようになっている向こうに、飛行機雲。
すじぐもと飛行機雲では、どちらが高いのでしょうか。
飛行機にもよると思うので、一概には決められないのでしょうが。
この写真の印象では、飛行機雲の方が高い場所にありそうです。

*2021年5月6日撮影
すじぐもは、上空の風の吹き方によってさまざまに変化します。
風が一方向に吹けば、すじぐもも一方向にきれいに並びます。
風が乱れると、この写真のように、乱れた雲が出現します。

*2021年5月6日撮影
上空の風の乱れ方が激しいのか、この雲は泡立っているように見えます。
こんなふうに見えるとはいっても、上層にある巻雲であることは違いません。

*2021年5月6日撮影
縦に並んだすじぐもの群れは、なかなかの迫力です。
実は真ん中の最上部に太陽が映り込んでいて、画面の中ほどに丸くハロが写っています。
ちょっと分かりにくいかもしれません。

*2021年5月6日撮影
もうひとつ、迫力満点のすじぐものむれ。
これもハロが写っているのですが、分かるでしょうか。
今日は、すじぐも、つまり巻雲の写真でした。
こういう雲が見られるようになると、もう夏も近いようです。