
*2016年5月10日撮影
アカマツが花を咲かせています。
そのなかでも特に盛大に雄花が咲いている木を撮影しました。
黄色っぽいつぶつぶが雄花で、ぴゅっと伸びた若い枝の根元にたくさん咲いています。
雄花のかたまりは松ぼっくりに似た姿をしています。この写真の雄花は少し長く伸びていますが。
雄花の一つひとつもよく見ると松ぼっくりに似た姿をしています。
雄花の中心から伸びているのは若い枝で、シュートとも呼ばれます。
雌花はシュートの先につく赤い花です。
写真の下の方に長く伸びたシュートの先に赤い花があるのが分かるでしょうか。

*2016年5月10日撮影
雄花がたくさん咲き、シュートが伸び始めたアカマツの姿です。
シュートは若い枝なので、やがて葉を伸ばし始めます。
雄花は花粉を盛大に吐き出してから落ちてしまいます。
シュートの先につく雌花はもちろん松ぼっくりになるわけです。
雌花も最初から松ぼっくりの姿をしています。

*2016年5月9日撮影
雄花の、これはまだつぼみのようです。
つぼみと咲いた花と、姿形が違うのかといえば、同じです。
咲いた花は花粉を出すので、見た感じがつぼみとは違うのが分かります。微妙なところです。
松の木の花などに注目する人は少ないと思いますが、とても面白い花なのです。