*2016年5月13日撮影
今日も良い天気で夏になったかのような気温でした。
さて、今頃の時期によく見かけるハナアブをご紹介します。
スイセンハナアブといいます。
ヨーロッパから来た外来種とされています。
*2016年5月13日撮影
ハナアブというのは花の蜜や花粉を食べるアブで、アブのなかでも特に種類の多い一群です。
ハナアブ類はハチに姿を似せていることが多く、ハチと間違えることもあります。
触覚が長いのがハチで、触覚がごく短いのがアブと覚えておけばあまり間違えないと思います。
アブはハエの仲間なので、ハチのように社会性のある昆虫ではありません。
見た目は似ていても、生まれも育ちも全く違うのです。
*2016年5月9日撮影
スイセンハナアブという名前は、幼虫が水仙などの球根を食べて育つことからきています。
成虫は花の蜜を吸うようです。
この写真は今週の月曜日の撮影ですが、タンポポの花の雌しべが上の写真のようにくるくる巻いていません。
これは日本在来種のタンポポの特徴のひとつで、これはたぶんエゾタンポポではないかと思います。
スイセンハナアブとは関係のない話でした。