![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/0f/6798b0ffa129be3775aca4da934f6735.jpg)
*2016年5月18日撮影
昨日は雨でしたが今日は日差しが戻りました。そろそろ本格的に暑くなりそうな雰囲気です。
今日の写真はおなじみのコデマリです。
庭木として親しまれています。
中国から渡来したとされていますが、いつごろというのははっきりせず、かなり古いとだけ言われます。
江戸時代の初期にはすでに「小手毬」と呼ばれていたことが分かっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/86/9935f7b9303e3f4881d5ed0e00ccb994.jpg)
*2016年5月18日撮影
コデマリという名は花が球状に咲き、小さい手毬のようだということで、分かりやすい命名です。
別名でスズカケとも言うそうです。
スズカケ「鈴懸」というのは山伏の衣装で、丸い房がついています。球状の花を房に見立てたのでしょうか。
しかし、スズカケの名はスズカケノキ、別名をプラタナスという木の方が有名で、コデマリをスズカケという呼び方は一般的ではなくなったようです。
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*2016年5月18日撮影
似たような花で大きな球形になるオオデマリという花がありますが、まったくの別種とされています。
名前の似ているヤブデマリは、花の姿も違うので明らかに別の種類です。
コデマリと同類の花は、たとえばユキヤナギで、一つひとつの花の形がよく似ています。
植物の名前というのは、いろいろとややこしいものです。