
*2014年9月4日撮影
赤い実のついた木がちらほら目につくようになってきて、秋だなあと思わされます。
毎年赤い実を見ても何の木か区別がつかなくて悩みます。できるだけ葉のついているうちに撮影して調べたいものです。
そんなわけで今日は赤い実のカンボクです。まだ葉がついています。
カンボクもしばらくするとすっかり葉を落とし、赤い実だけが目立つようになります。
赤い実のカンボクは葉があった方が風情があると思います。

*2014年9月4日撮影
カンボクは同じように赤い実のガマズミの仲間だそうです。
ガマズミより実が大きくて直径1cm弱あります。
実の大きさではナナカマドに似ているかもしれません。
ナナカマドも葉をすっかり落としてしまえば、葉のないカンボクと見分けるのは困難です。

*2014年9月4日撮影
カンボクは肝木と書きます。何やら薬用のような名前ですが、由来は分かっていません。
落葉小高木で、そんなに大きな木にはなりません。
写真は木の全体像を写してみました。
初夏、6月~7月にガクアジサイのような白い花を咲かせます。
ガクアジサイより萼がたくさんというイメージです。
いつかカンボクの花も紹介したいと思います。