
*2014年9月1日撮影
名前の通りの巨大な雑草、オオブタクサです。
高さ3mにもなる、とてつもない草が川原にたくさん育っています。
もっと小さいブタクサと同じく、北アメリカ原産の帰化植物です。ブタクサはせいぜい1mくらいの草で、明治期に渡来したとされています。
オオブタクサは存在が確認されたのが1950年代で、ごく新しい帰化植物ということになります。

*2014年9月1日撮影
オオブタクサの大きさを仰ぎ見た、上の方だけの写真です。
先端に付いている穂は、これに雄花が咲くのです。

*2014年9月1日撮影
咲き始めた雄花の花穂。
この雄花がやがて花粉をはきだします。
ブタクサと同じく、オオブタクサの花粉も花粉症の原因とされています。秋の花粉症はブタクサ類の花粉がひきおこします。
春のスギ、ヒノキに次ぐ患者数がいるといわれます。

*2014年9月1日撮影
雄花の花穂。まだほんの咲き初めです。
雌花は雄花の下の葉の根元に目立たないように咲きます。まだ雌花はついていないようです。
こうして見るとそれなりに風情はあるもののなにぶん巨大な草丈に圧倒されて、花を愛でるという気分にはなりにくいオオブタクサです。