
絵のタイトルは、「名護の守り神」です。

シーサーに近づいてみました。
タイトルは、「阿吽」です。
飾って守ってもらいながら、近づいて感じるというのはいかがです。
2週間に一回の頻度で、図書館から本を借りて読んでいます。
今日のタイトルは、「背表紙を読む」です。
勘の良い読者は、私が何を書こうとするかと、考えを巡らせます。
本屋、図書館、古書店でも背表紙を見ながら吟味します。
図書館では、好きな作家の次は何を読もうかと探します。
背表紙を読み、内容を推測します。
本屋では、買いたい本を見つけるために、背表紙(タイトル)と作家を見ます。
財布の中身と相談が始まります。
古書店では、知らぬ本や作家との出会いが背表紙でした。
新鮮で、知識欲をそそる宝探しでした。
今は、本との出会いも一瞬です。
本をネットで検索し、あらすじを読み、読了です。
知ったかぶりをするために、ビデオを2倍速で観るようなものです。
知らない言葉を広辞苑で調べることは昔の話です。
スマホに知りたい言葉を叫んだら、意味が瞬時に出てきます。
広辞苑の行間の説明にわくわくし、知りたい言葉の前後で出会った言葉にも興味が広がりました。
辞書で調べる副産物でもあり、楽しみでした。
コミュニケーションが大切と世間で言われ、頭も理解を装う。
実際の会話となると、聞きたい話が終わったら、後は上の空です。
喫茶店で男女が会話をすることもなく、スマホを覗いています。
互いに、興味(見つめ合いドキドキする)はないんかい。
会社でも、隣の席の者とメールのやり取りで会話をしています。
履歴(証拠)を残すのが目的で、CC(関連)宛てのメールは読む気もしない。
これじゃ、在宅勤務と変わりません。
上司が部下を監督(評価と通達)するためだけに、出社をさせる。
暮らしが、「安近短」に汚染されています。
面倒な(哲学的、情緒的)ことは、できるだけ避けて通りたい。
「だいじょうぶ」という言葉が好きではありません。
相手を傷つけまいと思うのか、「不要」と宣言しない。
振られたくない(傷つきたくない)から恋愛しないのと同じです。
次は、もっとうまくやろうと、探求心に欠けています。
私は、仕事で付いた筋肉が自慢です。
相手に伝えたいと、目の動きや肌の赤らみが好きです。
シミュレーションばかりしてないで、当たって砕ける。
当たって砕けたら、破滅に繋がるほど被害甚大(この世の破滅)ですか。
そんなに世間は冷たくはありません。
テレビやネットで洪水のごとく流れる情報です。
生き方が、知らず知らず受け身になっている。
ほとんどの若者が、よそ者で馬鹿者です。
経験者は、石橋をたたいて壊す輩です。
生きてきた道すがら、成功と失敗を数えてみれば分かることです。
成功経験は、一握りです。
だから、一瞬でも嬉しい。
生きる力が湧いてくる。
2025年6月8日