故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

絵のタイトルは、「あんた誰、私ね」です。
訊かれても答えようがない。
浮き草人生に、終生つきまとう疑問です。
秋風が 沁みる汗かき 影となる
今日のタイトルは、「あんたがたどこさ(Part6)」です。
「あんたがたどこさ」と多くの記事を書いてきました。
感じるのは、人それぞれです。
興味のある方は、記事にハイライトが付いています。押してください、記事が読めます。
今回の「あんたがたどこさ」は、一昨日ゴルフコンペに出た時の感想です。
メンバーの4人は、すべて初対面でした。
大たたきをしましたが、実に楽しかった。
探るような腕自慢です。
なんのことはない。
1ホール目の最初の一打で、その人の技量がわかり、真摯に向き合う熱が伝わります。
あとは、一期一会を楽しむだけです。
昼食時間も含め、5時間も一緒にいるわけですから、およその人格と越し方が透けて見える。
広島から千葉まで2泊三日のお気楽旅でした。
ゴルフが終われば、少なくなった友と大酒を飲みました。
恥ずかしいことは何もない。
やらかした馬鹿の場数分のオンパレードでした。
寿司屋のママも笑いころげて、どこまでが本当で何が嘘か知らぬまま、ああすっきりした。
リストラされずに勤め上げたらの恐怖を話しました。
入社から退職まで、お世話になった人事通りに出世した。
出世の道筋と序列は、退職後も続く。
かつての上司が招集をかけると、瞬時にかつての部下が集まる。
家の修理も業者の手配もすぐに終わる。
中には、上司の娘との閨閥も出て、やれやれということでした。
転職することで、否応なく場数が増えました。
おかげで、管理職にもなれず、生涯現役でした。
常に真剣勝負の、菅笠集団を引っ張る渡世人暮らしとなりました。
次も呼んでもらえるか。
電車の乗り換えごとに、階段を使い。
足腰を鍛えねばと思うばかりでした。
2023年12月17日
(あとがき)
リストラされて喜ぶ馬鹿は少ない。
私は、馬鹿の一人です。
(筆者)
2020年6月14日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part5)」では、
「あんたがたどこさ」は、案外自分の中の理想像かもしれない。
決してユートピアではない。むんむんと息吹を感じる生きざまなのだと感じています。
自分らしく生きようとすれば、そして生かせてくれれば、どこもかしこも故郷なのです。
(記事より抜粋)
2018年6月14日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part4)」では、
この地に来て、会った方はたくさんいます。
第一印象でこんな人かなと、すぐに括るのが私の癖です。
プロジェクトエンジニアーの性のようなものです。
実は、こうなんだと、地域の方から教えていただく。
私の印象ファイルの写真の人に影が出来、動き始めます。
(記事より抜粋)
2018年2月22日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part3)」では、
「あんたがたどこさ」の集団は、ただただ走り抜けるだけ。
笑顔は、事をなして後に見せるものと決めています。
真っ白から透明になる。
そして消えていく。
人々から忘れ去られて行く。
置き去りにされた人々は、何かが変化したことさえ気づかない。
昔からこうだったと思うしかない鮮やかな仕事ぶりです。
(記事より抜粋)
2017年10月10日投稿記事、「あんたがたどこさ(Part2)」では、
初めて行った後楽園の場外馬券売り場。
「よっ、久しぶり」と後ろから肩をたたかれました。
振り返ったら、懐かしい顔がありました。
その男に似ているが、ちょっと違う。
よもやま話のあと、「馬主を知っている」と10万円馬券の束を見せられました。
給料袋ごと預けるまで時間はかかりませんでした。
(記事より抜粋)
2014年11月12日投稿記事、「あんがたどこさ」では、
学生寮から、ちゃんちゃんこを着た若い男たちが出てきます。
皆さん、一応学生でこれから授業に行かれます。
東京に出たくて、国立一期校に入りたくても、夢が破れた面々です。
地方からの出身者で溢れていました。
(記事より抜粋)

絵のタイトルは、「永観堂」です。
何度も使いまわししています。
あなたにだけは通じませんでした。
言い訳ばかりの人生に終止符を打てないまま、今に至ります。
寒椿 ポトリと落ちた 走り出せ
今日のタイトルは、「言い訳」です。
朝一番、妻が昨日洗った食器を所定の場所に片づけます。
朝ご飯を作るにはまだ寒い。
でも、しなかったわけではない。
本気モードではないが、準備のような作業をします。
そこで一服。
ブログを書いたり、今日の計画をおさらいします。
思いついたことを、忘れないようメモします。
共に、言い訳作業です。
あなたのことは好きだけど、結婚までには至らない。
男のやりたいだけの言い訳です。
見え透いている嘘を細かに追及するのは、終わってからと女も心得ています。
言い訳だけでは生きられない。
いつか行き詰ります。
勉強道具を出しただけでは、ごまかせない。
準備運動(ストレッチなど)もなしに、ジョギングはできない。
言い訳でもよい。
自分をそちらに向けさせる。
好きなことをやってはいても、頭の片隅に本題が引っかかっている。
助走は終わり、本題(朝ご飯づくり)に入ろうか。
美味しいコーヒーも飲めたことだし。
パジャマを脱いで、温かいものを着よう。
神輿をあげる一瞬の決断を見逃すな。
あの時だったよな。
そんな後悔を繰り返す。
終わりが見えない「言い訳」でした。
2023年12月14日
(あとがき)
昔付き合った彼女の誕生日が今日でした。
1-2、1-4の馬連馬券を買いました。
言い訳(忘れないための)みたいな馬券も、当たったためしがない。
(筆者)
言い訳とは、
物事の筋道を説明すること
転じて、過ちを謝するため、事情・理由を説明すること
ことばの使い分け

絵のタイトルは、「あの人に食べさせたいな」です。
料理の神髄は、喜ぶ顔が見たいからです。
これ以上の味付けを考えられません。
寒い朝 努力結晶 箸つかず
今日のタイトルは、「手を出すな」です。
タイトルを決めるのに時間がかかりました。
このタイトルがふさわしいか、書いた後に判断します。
幼子が倒れたとき、起き上がるまで待てますか。
勉強していれば安心。
勉強=よい大学=良い企業=幸せ、成功
つまり、勉強=よいこと、と私たちは教えられた。
学問を究め博士課程を修了し、社会に出る。
高校卒の上司に仕えるも、プライドが邪魔をする。
親もアドバイスのしようがない。
なんか変だ。
おばあちゃん子は三文安。
お母さんなら待てるのが、おばあちゃんは待てない。
まどろっこしいから、おばあちゃんがすべてやる。
甘やかしているのは、待てないおばあちゃん自身です。
心配だから何にもしないでよいと、親を床の間に飾る。
何にもしないし、させないから認知も進むばかりです。
半身不随でも包丁で大根が切れる。
大根を釘にさし固定してから、使える腕で包丁を握る。
さらに段差つきにリフォームする。
歩くごとに気を付け、四肢を使って動くようになるから筋肉も眼も衰えない。
なにしろ、時間がかかります。
親も親です。
東京駅での乗り換えが心配だから、添乗員つきの旅行にする。
旗のあとを歩かず、間違った方向に走り出したって良いじゃない。
時間はたっぷりあるんだから。
親も勉強です。
スマホだって使えるさ。
初めは、かけるときだけどね。
効率とコスパを追求する世の中です。
歩けば1時間を、車で5分で行くのを良しとする。
歩くと見える景色が違います。
知ってはいるけど残念。
点から点を20年を続けていると、住んでるところの良ささえ説明できない。
20件の見積もりをして、一件の成約。
時間がもったいないから、見積もりも接客もAIに任せる。
無駄な19件が、自分を育て、客先にも優しいことを学ばずじまいとなる。
分かっているのなら、「手を出すな」です。
できるコーチは手をあげない。
持ってる言葉を尽くします。
毎日手伝わすのは、ヤングケアラーじゃないんだからほどほどに。
私は、毎日ルーチンワークをやるようになってから、自分の至りなさに気づきます。
まずいものを作ると、箸を付けてくれないことを学びました。
2023年12月13日

絵のタイトルは、「雪道」です。
待っている人がいる。
郵便屋さんは、白い息を吐きながら飛び出します。
鬱になり 桜が助け 今や生き
今日のタイトルは、「成長」です。
年齢を重ねるにつれ、歳を数え始めます。
右肩上がりとは、ほど遠い現実に気づきます。
果たして、成長はあるのかと大いに疑問を抱きます。
証拠に、
性格が丸くなり、
社交性が低下し、
新しい経験に消極的に
なります。
断捨離しても次から次にものが増えていきます。
縁切りしても家族や近所が増えていきます。
なんだか無駄なことをしていると感じます。
多分、年齢に応じてすべきことがあると思い込んでいるようです。
考えてみれば、効率やコスパを求めながら真逆の人生でした。
子供ができて、孫が生まれ、親戚が増えていく。
これが普通のことです。
それなのに、社交性が低くなるとはどういうこと。
なんかおかしいぞと書き始めました。
病気自慢が日常会話です。
聞く相手も同情できるから弾みます。
若い時は、聞くのがうざかった。
死の淵から這い上がった人たちの物語は、感動ものです。
理解できるようになっただけ、成長したのではないでしょうか。
片づけないから荷物が増える。
一年使わないものを順次捨てていけば、いつも元通りです。
捨てる努力をしないで、断捨離しなきゃと自分を追い詰めます。
生きてる限り、ごみを出し続け、自分も周りも汚す。
単純なことでした。
健康な人のうちに行くと、よく片付いているし落ち着きます。
金が無くなれば、使わない。
使えないと思うから苦しくなる。
努力を重ねて生き抜いてきました。
それを続けるだけです。
2023年12月12日

絵のタイトルは、「わっ」です。
考えられないようなことは起こるものです。
認知症の患者通しの会話は大盛り上がりです。
個別に聞くと、まったく違う話題を披露している。
噛みあっていない。
誰もがよく聞いてくれるし笑ってくれる。
食事が目の前に出てくると、沈黙です。
食べることは忘れていない。
誰かが話始め、再び盛り上がり手を叩く。
認知症 黙り食べたら 活舌に
今日は暖かい(日中20℃)一日でした。
蜜柑を送り、蠣を送る。
お世話になった方々に、少しだけの贈り物をします。
そして、届きます。
現役時代は、なんでもなかった。
年金生活になってからは、臨時出費は気になるものです。
できるだけ付き合いを小さくして、送るものも買わずに家で出来たもの(野菜や果物)に切り替えています。
今日のタイトルは、「物が行ったり来たり」です。
横浜に行く途中で宅急便を届けに来たが留守なのでどいうしようかと、電話があった。
送り主に返すか、送り先以外の場所に転送できるということで、横浜に送ってもらった。
半信半疑だったが、見事に届き、送り主にお礼を言えた。
娘に送った野菜を、義理の両親に分けるねと優しい。
いや、やめたほうがよい。
お前たちには遠慮がないから、B級品を送っている。
食べておいしかったら、あげてねとアドバイスした。
娘は一瞬驚いたようで、気を取り戻し笑った。
2023年12月11日
(あとがき)
朝起きて、トイレに立つ。
ホースがしゃんとしないのでよく漏らす。
都度、天下をとった如く、妻に注意される。
これはいかんと、パンツをずらしてホースを圧迫しないように心がけている。
オナラを催し、出した。
違和感があり、トイレに腰掛けてゆっくり排泄した。
おもらし予防の敷物に、汚点のようなものが見えた。
どうやら、おならで飛ばしてしまった。
証拠隠滅と、敷物と衣服を洗濯機に入れた。
あら、どうしたのと問う妻に正直に話した。
笑いながら、殺虫剤(殺菌剤と間違えている)を足してね。
(つづき)
小松菜が葉を張らないと、心配していた妻が喜んでいる。
寒くなり、外の固い葉が大きくなるごとに、中から葉がもりもりと出てきた。
妻は新芽をよけながら、はさみで中間の葉を摘んでくる。
柔らかくておいしいのよと自慢の野菜に変身した。
(筆者)