故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨降り地固まる

2022-03-19 07:13:19 | よもやま話

絵のタイトルは、「僕らは今日も生きている」です。


めがねなし あなたきれいね かきつばた 

あれが無かったら、こんなことをしなかったらと考えます。
これは、失敗として反省し、次の挑戦に生きてきます。
しかし、天災は予期せぬ事態です。
万人に公平に降りかかります。
助けに行って、逆に励まされた。
ボランティアの人から良く聞く言葉です。
ボランティアに行ったから、感じることです。
思うけどできなかった人には訪れない心境ではないでしょうか。

今日のタイトルは、「雨降って地固まる」です。
雨が降ると、普段見えないことに気づきます。
雨どいから溢れている。
上がったら点検しようと思うが、忘れてしまう。
納屋に雨が流れ込んでいる。
雨をかぶりながら、納屋の前に溝を掘る。
道路が冠水している。
排水がないのだな。島は、海が近いから。
今度通るときは迂回しよう。

煙る程の雨粒。
さっきまで見えていた島影が、ぼんやりと見えなくなる。
海面を叩く雨粒の向こうに、幻想的な風景が現れる。
雨上がりの板塀から蒸気が立ち上る。
胸を椅子に載せ、手はだらり。
何にもする気がしない、出来ない様子。
許して、今日は雨。

辛い時、歯を食いしばる。
まだ、負けてない証拠です。
もう少し頑張れそう。
雨だから、休むことが出来た。
そんな風に考えよう。

2022年3月19日
コメント
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