故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

友は増えるばかり

2020-12-07 06:17:48 | よもやま話

絵のタイトルは、「このままここで」です。
できるものならそうしたい。
のんびりしたら、また喧噪の中に戻る。


今年は、雪が降りそうだ。
午後3時を過ぎたら、陽が陰り急に寒くなる。
午前10時~午後3時までが、農業をやる時間です。
カフェの開店とぶつかります。客が来ないのも困るが、反面嬉しい。
心置きなく、好きなことができる。
友達が少ないのも、増えるのも困る。
歳をとって、付き合いが増えるのはなんともやりきれない。
人生の価値は、何人のゴルフ仲間を得たかによると、毎週行っている。
今は、温室づくり。
近所のお姉さんたちが、またなにやら作っていると噂する。
遠回しに聞こえてくる。
委細構わず、好きなことを続ける。

今日のタイトルは、「友は増えるばかり」です。
同じ年頃や先輩が付き合う相手が、普通である。
カフェをやっていると、そうはいかない。
来店客の年齢層が下がってきている。年寄りは怖がって外に出てこない。
こいつは凄い。こう思わせる年齢層が下がってきている。
30代から40代の人と話す機会が増えてきた。自然と、この年齢層と付き合うことになる。
仕事もやりたいが、子どもも作らなきゃ、家族のことが優先で、時々ぼやきに来店される。
相手をするおっさん(私のこと)は、呑気に好きなことをやっているように見えるらしい。
そうだったな。40前後は夢中でした。これしかないと、打ち込みました。
そして、大いに遊びました。入るものは、その日のうちに使う。

家でも植えている。これが見えぬかと思うけれども野菜が届く。
それも一個や二個ではない。10個、20個である。
私達は二人暮らしです。仕方がないので回す(配る)ことになる。
大根なら埋める。白菜なら漬ける。果物なら加工する。
どんどん仕事が増えていく。
断ると、悪い。いただくとお返しをする。この循環です。
そうして、知り合いが増えていき、少しずつ内面を話すようになる。

猪の後ろ脚をいただいた。打って捌いて、夜に届く。
当然、一本なんて食えやしない。肉と骨にして、欲しい人にあげることになる。
肉だけじゃと野菜と酒を付ける。餅迄つけてやりたいが、餅を搗く暇がない。
なにしろ、梅の剪定と竹の剪定が優先する。伐った竹の加工もしなけりゃならない。
ああ、はやく竹のベンチに取り掛かりたい。
好きなことをやっていると、妻から不満が出る。
こちらのガス抜きもしなくてはと、カフェに顔を出す。
何故か洗い物の山が待っている。
妻と客が楽し気に話している。平和である。

あのね、無茶はできるうちにやった方がよい。
できなくなってやるのこそ、無茶と言うものです。

トマト屋根 大根干しの 軒替わり

2020年12月7日
コメント
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