誰彼なしに「おーい」(タイトル)と呼びかけたい。
寒いけど、目が覚めてしまう。
ダウン入りのズボンをパジャマの上に履き、愛用のチョッキを重ね着しどてらを羽織る。
足元から冷えるので、厚手の靴下を履きレッグウォーマーで冷気の侵入を防ぐ。
コンピューターのキーボードを打つ手が冷える。手袋をしても袖口から冷気が侵入する。
農作業で使う布製手甲で袖口を覆う。
中から温めようと、熱いコーヒーをすする。
今日のタイトルは、「笑えない話」です。
先輩に我が家で採れた野菜を送った。着いたよ、ありがとうの返事が来ない。
来なくなってから、半年が経つ。時々自分理由の電話があるから生きている。
永く生きたものは、教養が邪魔する。手紙を書こうと、季語を探すことから始めてしまう。
電話なら簡単だと思う。今の時間は忙しいだろうと夕方にする。
電話番号が書かれた送り伝票は、ごみとして片づけてしまって、かけられない。
野菜だって、二人暮らしのものには多い。誰かに分けることを考えなくてはならない。
面倒くさい。人の道さえ忘れてしまう。
26時間かけて国道をひたすら走った。走行距離1200Kmになった。
ガソリンを給油するのは、セルフのみ。作り置きのお握り12個で食いつなぐ。
深夜のコンビニで用を足す。妻と交代で運転し、疲れて眠る。
Go to travel を利用するのは怖い。そこまでして、何故と思われるかもしれない。
私のなかでは、今しかない、私がやるしかないとルーチンワークをするのと変わらない。
理由づくりをして、だらだらと過ごす。
汗をかかない、体力を使わないから身体がなまる。
疲れない、お腹が空かないから、食べること、寝ることが楽しくない。
悪循環です。「笑えない話」の続きをみずから作ってしまう。
妻に小言を言われながらも、温室の4面の壁を作った。
妻の望み通りの保温層を持った2重壁で仕上げた。
あとは、2重の屋根を掛けるだけである。
来週からさらに寒くなると天気予報が教えてくれた。
キャベツが高騰する4月~5月に収穫するためにやっていることである。
わずか数千円の経費節減のための辛苦である。
ここまでやる?自らに問いかけない。
できるかなと、試してみたい。それだけのことである。
他人からみると、「笑える話」であろう。
やっと、温かくなってきた。
妻が寝ているうちに、ルーチンワークをやろう。
毎日やるからできることである。一日でもかかすと億劫になる。
遠き道 何故に歩くの よぼかかし
2020年12月12日