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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

2016-02-20 07:13:43 | よもやま話
  

昭和記念公園の森の中に小さな生き物がちょこちょこと動いていました。
一匹だけです。ここに棲んでいるのでしょうか。渡り鳥で、やがて帰って行くのでしょうか。



今日、明日は大切な日です。
これから先3年間の仕事の面接です。
それなのに、少々飲み過ぎでした。
疲れてもいます。
妻に肩をもんでもらって少し回復しました。

田舎の縁側の下には、鶏が数羽飼われていました。
子どもの頃は、縁側に座って足をぶらぶら。
雄鶏によく突かれました。
この鶏、気が強くて子猫を追っかけまわしていました。
夜中にいたちが近づこうものなら、大騒ぎして起こしてくれました。

ある日、大事なお客さんが訪ねてこられました。
父が、雄鶏の羽をむしっていました。
よく食べていた鯨肉とは違う、鶏は良いだしとなりお客さんと私達のお腹に納まってしまいました。

母は、鶏の脚のぶつぶつが目に焼き付いてその後鶏肉が食べられなくなったそうです。

田舎ではよくあることでした。
雌鶏から、貴重な蛋白源をいただきました。
その頃(50年前)も今も卵1個の値段20円は変わりません。
病気になった時と、運動会の時に一個丸ごといただきました。
その他の時は、小麦粉に混ぜて色だけ黄色の卵焼きでした。
皆の弁当に入っていました。一個が何個もの卵焼きに変わりました。

今でも卵焼きが一番のご馳走です。

父作る 弁当にいつも 卵焼き

2016年2月20日

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