故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

借金の夢を見る

2016-11-09 05:44:16 | プロフェッショナル

こんなこと書けるかなと始めました。
今日のテーマは、「借金の夢を見る」です。

出だしは、こうでした。
以前勤めた会社(外資系)が移転しました。
2階だけのワンフロアーでした。
私の席は、階段の上がったところでした。しかも座り机でした。
階段の上り下りの人が、私をまたいで通ります。

ビルを出て周りを見回すと、
崩れかけたビルがガレキの中に建っています。
最上階まで積み上げられたガレキを踏んで、お姉さんたちが歩いて来ます。
お姉さんたちのブラジャーが、ガレキに刺さった木切れに干されています。
カラフルなきのこの群生のようです。陽差しは明るい。

踏みしめられたガレキがいつしか道路となり、
お姉さん達相手のバラック建てのブティックには、
カラフルなブラジャーが誘うように売られています。

あるビルに、おばさんたちが並んでいます。
何かと思って並んで、私はビルの中に入って行きました。
「トイチの金貸し」でした。
10日ごとに1割の利息と元金の返済をする高利貸しのことです。

沖縄で聞いたことがありました。
毎日、お兄さんが職場を訪ねてきて5,000円ずつを徴収していく。
日銭を稼ぐために、仕事が終わったあとラブホテルの掃除のバイトをする。
丁度、5,000円らしい。そうしてしのいでいく。
ラブホテルのバイトがない時は、
友人の店の皿洗いや料理作りの手伝いをするのだそうです。
そのひと(女)は、友人の親族の葬式を出すために借りたらしい。

借金がいいとか悪いとかの話ではありません。
日常の生活のための借金はなかなか返済できない。
突然の出費の借金は、特別なことなので何かで頑張れば返せるのです。
借金の利息に生活が蝕まれるように苦しくなっていきます。
借金の返済のために借金をする。2倍の利息がさらに首を絞める。

若く見えたお姉さん達は、実はかなり歳がいってるのかもしれないな。
と思いながら、メールの着信音で目が覚めました。

重い夢でした。
社長の退任と共に、会社が人手に渡る。
社長が在任中に整理すれば、いくらかの金は手元に残ったであろう。
裕福なうちに育ち、それなりの豊かな生活をして来たら、
なかなか捨てられないようである。
根こそぎ持って行かれるならまだよい。
全部失って、借金だけが残る。
こんなことを聞いたことがあります。

身に覚え 蝶の花よと ミノムシに

2016年11月9日
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