こんなこと書けるかなと始めました。
今日のテーマは、「借金の夢を見る」です。
出だしは、こうでした。
以前勤めた会社(外資系)が移転しました。
2階だけのワンフロアーでした。
私の席は、階段の上がったところでした。しかも座り机でした。
階段の上り下りの人が、私をまたいで通ります。
ビルを出て周りを見回すと、
崩れかけたビルがガレキの中に建っています。
最上階まで積み上げられたガレキを踏んで、お姉さんたちが歩いて来ます。
お姉さんたちのブラジャーが、ガレキに刺さった木切れに干されています。
カラフルなきのこの群生のようです。陽差しは明るい。
踏みしめられたガレキがいつしか道路となり、
お姉さん達相手のバラック建てのブティックには、
カラフルなブラジャーが誘うように売られています。
あるビルに、おばさんたちが並んでいます。
何かと思って並んで、私はビルの中に入って行きました。
「トイチの金貸し」でした。
10日ごとに1割の利息と元金の返済をする高利貸しのことです。
沖縄で聞いたことがありました。
毎日、お兄さんが職場を訪ねてきて5,000円ずつを徴収していく。
日銭を稼ぐために、仕事が終わったあとラブホテルの掃除のバイトをする。
丁度、5,000円らしい。そうしてしのいでいく。
ラブホテルのバイトがない時は、
友人の店の皿洗いや料理作りの手伝いをするのだそうです。
そのひと(女)は、友人の親族の葬式を出すために借りたらしい。
借金がいいとか悪いとかの話ではありません。
日常の生活のための借金はなかなか返済できない。
突然の出費の借金は、特別なことなので何かで頑張れば返せるのです。
借金の利息に生活が蝕まれるように苦しくなっていきます。
借金の返済のために借金をする。2倍の利息がさらに首を絞める。
若く見えたお姉さん達は、実はかなり歳がいってるのかもしれないな。
と思いながら、メールの着信音で目が覚めました。
重い夢でした。
社長の退任と共に、会社が人手に渡る。
社長が在任中に整理すれば、いくらかの金は手元に残ったであろう。
裕福なうちに育ち、それなりの豊かな生活をして来たら、
なかなか捨てられないようである。
根こそぎ持って行かれるならまだよい。
全部失って、借金だけが残る。
こんなことを聞いたことがあります。
身に覚え 蝶の花よと ミノムシに
2016年11月9日
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