故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

結果を残す

2018-05-21 07:24:24 | プロフェッショナル

アパートから見た朝焼けです。
タイトルは、去る者は追わず、来る者は拒まず。
そんな方がおられました。
ありがとうございました。


有名な歌手や俳優たちが、旅立って行かれます。
この地に来て、いくつかの会合に出席する機会がありました。
紹介され話をし、もう一度お会いしたいと思う方がいました。
顔を覚えるためと描き始めた似顔絵を持参し、その方にお会いすることができました。
失礼があってはならぬと一生懸命描きました。
そして、大胆な第一印象を文字にしました。
似顔絵をじっと見て、笑顔を上げられ家に入ることが許されました。
間違いなく、素晴らしい話が聞けました。
そんな方の一人が逝かれました。

今日のタイトルは、「結果を残す」です。
その方は、専門書を取り寄せ、なぜそうなるのかを学ばれ、自分の畑や果樹園で実践されました。
結果は、ぶれない作物の出来栄えでした。
奥深い味わいの果物であり、肉厚の野菜でした。
その方の畑の土は、手で掘れるほどふかふかでした。
肥料として、有機物がしっかり入っている証拠です。
長年続けておられることが、一目でわかりました。
畑の周りは、極力草を刈らない。
作物から、虫を寄せる工夫でした。
信じたことを続けておられるから、土に活性がある。
少々のことがあっても、結果(出来映え)がぶれない。

「結果を残す」ことは、狭い範囲のヒット率を上げることではなく、
成功する基礎力の幅をあげることです。
ここまでやれば、結果が出せる。
いや、結果が付いてくる。

勝負の世界で、感動的な場面に出会うことがあります。
針の穴を通すような技術に見えます。
鍛錬によって、針の穴は洗面器になりたらいになる。
プロフェッショナルにとっては、当然の経過です。
あとはルーチンワークをするだけ。

「結果を残す」だけでなく、出し続ける。
理想が高いから、少しの成功では満足しない。
結果が出なくても、耐える。
予想のレンジが広いから、補うこともできる。
目の前のベストに挑戦し続ける。
歩いた後を汚さない。
隠しはしない、正直に見せる。
後に続けと、見せている。

そんな方が逝かれました。
実は、もう少し話が聞きたかった。
私の怠慢です。

花咲かせ 惜しまれながら 後に咲け

2018年5月21日
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