故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

自立とワープ

2021-09-14 09:45:40 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぽよーん」です。
これから私が書くことを、絵の彼は理解しがたいでしょう。


胃袋に 入れてしまった 汗をかけ

雨が続き残暑を逃してしまった。
農家の皆さんは稲の出来を見、コンバインが入れるか田んぼの乾き具合を見ています。
やっと、晴れの日が続きます。
だけど、もう朝晩冷えます。
連日の乾燥日和で干すものがない。
イエイエ、我が家にはまだたくさんあり、こんな日は密で干してやります。
引っ越し準備のため片づけの邪魔にならないよう、省スペースで干します。

今日のタイトルは、「自立とワープ」です。
妻が私を責め立てます。
彼女は主語を間違えました。
「私は悪くない」と言うべきところを「あなたは悪くない」と、頭と口がワープしてしまいました。
左を指さしながら、「右に曲がって」と運転手の私に指示を出す。

朝餉は私、夕飯は妻の役割のようになりました。
「私に何かあった時、あなたが自分でできるように」という深い配慮の許になされている。
千切りや短冊切りが何かわからず始めた、私の料理です。
未だに、「根ものは水から」、「葉物はお湯から」と野菜を煮るときの心得を諭されます。

ちっちっち。
私の自立はすでに好循環となり、今や視界良好の人生に変わりつつある。
冷蔵庫は、第一回目に運ぶ重いものの部類に入ります。
そのために、若いし(お好み焼きの師匠:40代)が手伝いに来てくれます。
私が、連日冷蔵庫のあまりもの(特に冷凍品)を使った料理を創ります。
空いたスペースに妻が新たな冷凍品(出来損ないのパン、カフェの冷凍食材)を突っ込みます。
時には、重いものを妻と二人で運ぶ。
妻は持つどころか、ぶら下がっているんじゃないかと錯覚するほど役に立たない。

作った料理は、当然多めとなります。
さて、生ごみとして捨てるか、胃袋に入れるか選択を迫られます。
うかつに胃袋に入れようものなら、汗をかく運動(草刈、耕運、荷物運びなど)がセットです。
パジャマから汚れても良い仕事着に、朝餉を作る前から準備です。

進まぬ引っ越しの準備です。
カフェも今月末には明け渡します。
慌てて、お世話になった方々にパンを焼き、ジャムを作っています。
忙しいはずですが、妻は友人と名残を惜しんでいます。
明日はゴルフコンペ(最後となるか)に出かけます。

「自立とワープ」
私達はのんきな「ぽよーん」です。
「いいえ、それはあなただけ」と妻の声が聞こえます。
空耳か。

2021年9月14日


コメント
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