故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

毎日書く

2020-06-16 04:31:45 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「跳べよ未来へ」です。
立川駅前で見ました。毎日飛行機のことしか考えていなかったはずです。


いつも悩む。
今日のテーマ「毎日書く」ことです。
毎日書く効能や心がけ(動機)について、過去何度も挑戦しています。
今日は、「毎日書く」そのものについて考察します。

毎日書いていると、それほど大変な作業ではありません。
夏休みの宿題の「読書感想文」より、楽な作業と言えます。
食事や排せつと同じです。
ただ、書き手のトーン(考え方や話題)は日々創る料理の味付けと似ています。
和洋中と料理には幅があります。
和のテイスティングは、出汁からとなります。
出汁がいつも共通と言えるのです。書き手の生きざまです。

読まれることを前提として書いています。日記と違うところです。
大変さ故、挑戦できる。毎日書いていると、作業をしながら考える癖がついてきます。
キーワード探しが早くなり簡潔になる。
キーワードがタイトルにもなり、その範疇を逸脱しないよう真剣になっていきます。
読者の便宜を計り、「タイトル」をつけています。自分への挑戦でもあります。

毎日書くからよいとも言えます。
空ぞうきんをさらに絞り上げるような作業です。
搾る手も痛い。もう出ないと毎日繰り返す。
マゾ的行為かもしれません。
人間の脳は無限です。絞っても絞っても出てくるのです。
身体の状態がいつも違うように、気持ちも考え(気持ちへの対処)も日々異なります。
実に複雑で単純です。複雑なのは生きざまで、抽出されるもの(単純さ)がタイトルです。

同じ話を何度も聞かされる。
私も同じです。きっと同じ話を何度もしているし、聞いています。
待てよ。
同じ話の入り口と出口が毎回異なることに気づきました。天候がことなるように毎回違います。
同じ話に趣を感じるようになりました。

この地域では、語尾に「ぱい」と「っぺ」を使い分けます。
「ぱい」は、「こういうことでしょうか」と先輩への謙譲の意味合いを含んでいます。
「っぺ」は、同僚や友達と気軽にかわす会話です。
移住者だから気づいたとも言えます。

毎日書くことがすべてです。
昨日感じたことは、今日は書けません。
それほど人間は繊細と言える。
ブログと小説の違い。
ブログはどこまでも個人の見解です。
小説は、主人公が勝手にしゃべり始める。
個人が書きながら、主人公だったらどうするかと第三者的な眼になります。
予測不能な展開が書けるのも小説ならではです。
絵画も音楽も同様でしょう。
絵画なら、線探し色探しが基本です。
音楽なら、心地よい旋律がリズムとなるようなものでしょうか。
どれも「こうだったらよいな」の展開が作者の意図せぬ想いです。

毎日書くからよいのです。
毎日ご飯を食べるように、毎日心の渇きも飢えも異なります。
それを忠実に書き留める作業です。ほんの30分の練習(綴り)にすぎません。
貯めてできることとは違うのです。

ほぐせたな 毎日凝るを 歩き出す

2020年6月16日

<<参考記事>>
2019年2月14日投稿記事「文章を書く(Part2)」では、
人と話せないなら、自分と話す。
過去の自分でもよいし、未来の自分でもよい。
自ら思うことを文章にする。
これが、孤独から脱出する第一歩です。
(記事より抜粋)

2016年8月28日投稿記事「常に真剣」では、
頭で考えた痛みなんて、張り手一発に遠くかすんでしまいます。
私は、嘘のような本当のこと、本当のことのようで嘘八百を毎日書いています。
しかし読まれなければ伝わらない。
(記事より抜粋)

2016年4月30日投稿記事「何が嬉しい」では、
私は、変人が歴史を作ると信じています。
お利口さんは、誰もが認め予測可能です。
きっとやってくれると期待通りの成果を出してくれます。
変人は、予測不能です。笑われることもあるでしょう。
負けないで自分を信じて、一生懸命意味不明の回答を出し続ける。
この「自分を信じて」が意味するものは、この人は「自分のものさし」を持っている方ということです。
「世の中のものさし」とは違います。素晴らしい。
(記事より抜粋)
コメント
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