故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

気になるから

2020-06-27 05:53:52 | よもやま話

絵のタイトルは、「ゴルフ場の女」です。
あるゴルフ場で見た彫像です。ゴルファーも元気が出たことでしょう。
私は美しいと気に留めた。どこがどうと絵にしてみた。
大いに、「気になった」のです。


今日のタイトルは、「気になるから」です。
私は、4年前の4月7日に移住しました。新しい仕事をこの地で得たからです。
移住前後で、考え方や感じ方が変化していないか。
そして、この記事を読みました。

2016年4月7日投稿記事「何々しなけりゃの夢をみる」では、
「何々しなけりゃ」なんて、本当は存在しなかった。
個人の勝手な妄想のようなものだったと気づきます。
普遍もありませんでした。
だから、「何々しなけりゃ」なんて修行のようなものはしない方が良いと今では思います。

ほととぎす 鳴くは私の 勝手でしょ
(記事より抜粋)

「何々しなけりゃ」と組織の中で暗黙の決め事に四苦八苦していました。
この地で4年を暮らし、決め事は自分で作るものに変化していました。
そう、「気になるから」になっています。
別にしなくても暮らせる毎日です。いい加減に生きても一日です。
台所は、広々と使う。
庭は、土が見えるほど管理されている。
畑では、作物が生き生きと過ごしている。
庭に続く森まで、「こうだったらよいな」と下草と侵入する竹を掃っています。

気にしなければ、何でもないことです。自然に任せればよいことです。
道路の草も、「気になる」人が刈るだろうでよいじゃない。
それでは趣がないと感じます。
残念だなと言う気持ちのようでもあり、磨いてみたらどうなるかなという興味なのかもしれません。
「何々しなけりゃ」は、塵ほども感じません。

何の前に、シーツの乱れが気になる内装屋を前に、白けてしまうおかみさんの様子ではありません。
「気になる」は、個人の生き方そのものです。その人らしさです。
そう感じることで、私はいろんなことから解放されてきたと喜んでいます。
「気になる」ことを毎日やっています。
妻の「何々があったらよいな」に、目を開かれて応援しています。
続けられるか、どこまで「気になる」に没頭できるか、神のみぞ知る。

ゴミ拾う よいことあると 大リーガ

2020年6月27日

趣とは、
心の動く方向。心の動き。心のあり方。
事柄の大事な内容。伝えたい事柄。
物事のなりゆき。事情。ようす。
しみじみとしたあじわい。おもしろみ。
・・・・ということ、・・・のようす。
(広辞苑より)

コメント
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