拙い絵です。
タイトルは、「どうか伸びてください」
種を蒔けば芽を出せ、伸びろと応援します。
そして少しだけ美味しい想いもします。
4日振りの投稿となります。
満を持して書きます。
タイトルは、「二足のわらじ」です。
夢を追っかけ、多くの人々が現実に戻っていきます。
家族のために金を稼がねばと、夢を一時中断します。
そのまま幸せな人生を送ることになるやもしれません。
仕事(地域おこし協力隊)柄、多くの会議に出ました。
必ず、講師の方がおられました。
講師の方にもいろいろな方がおられました。
実際に地域活性化をしている人がほとんどです。
地域活性化を本業にしている人は、皆無でした。
大学の先生は、地域活性化を研究テーマにあげて取り組んでおられました。
教授としての地位と給料は保証されているように見えました。
リスクをとらない人の話は、鵜呑みにできない。
私の印象では7割(総務省の発表はもっと大きい)近くの隊員が、また都会に戻っていきます。
このまま移住したいけど、食べる道がないからです。
家族を抱えていればなおさらのことでしょう。
夢を持って入った道です。なんとか、続けられる方法はないものかと、ここ数日考えていました。
そこで、「二足のわらじ」です。
なんとか食える方法を都会ですればよい。
移住したい場所で、夢を追いかければよい。
行ったり来たりが、できないものか。
都会では、空き家と耕作放棄地がない。
田舎では、人材がいない。
仕事ができる場所をフリーにすれば可能です。
しかし、そんな仕事はない。
地域おこし協力隊員に限ったことではありません。
夢がある。追いかけたいが逃れられない現実がある。
新幹線があり、飛行機や車も使えます。その気があれば、移動手段は足かせにはならない。
ロシアの食料自給率は、90%を越えると聞きました。
有り余る国土のほんの一部で、自分たちが食べるものを作っているからです。
それが許される環境(常識)があると言えます。
熱海でシェアハウスを勉強し、故郷の島根県浜田市で始めたいという若い女性がおられました。
漁師になりたかったと、大間でまぐろの一本釣りに挑戦する人がいる。
本業の石工でしのぎ、ある時期だけ一本釣りに挑戦する。
釣果はゼロ。しかし、家族も見かねた地元の漁師も応援する。
問題は、夢があるかどうかです。
その道を始めるための「二足のわらじ」です。
考えて見れば、ほとんどの人が大なり小なりしていることです。
週末であったり、通勤時間に本を読んで準備をする。
夢は遊びであったり、職業であったりします。
オーストラリアの河畔で、ボートハウスに暮らす若夫婦がいた。
それぞれ、3つの仕事をしていた。
大いに働き、大いに遊ぶと言って微笑んでいた。
子育てのために、田舎に住む。
定年後は、田舎に住む。
期間はほんの一時期です。理由もいろいろでしょう。
それができる環境がない。
そして、誰か(行政やお人よし)が準備してくれると甘えている自分がいる。
人の気持ちには蓋ができない。一瞬で恋をしてしまう。
どうしようもない好きと嫌いです。
このことを尊重できないのでしょうか。
夢と現実をうまく折り合いをつけられないものでしょうか。
至った結論は、気持ちです。
こうしたいと言う熱意です。
熱意に、誰しも好感を持つはずです。
熱意があれば、周りにも気が回る。明瞭な目標があるからです。
なんとか食えて、夢を追える。こんな素晴らしいことはない。
「二足のわらじ」こそ、疲弊した地域の活性化につながると考えます。
大いに歓迎できる地域こそ生き残れる。
なぜなら、「二足のわらじ」を受け入れる度量があるからです。
移住が先なんて言わないで、好き勝手に行ったり来たりでよいでしょう。
その中の何人かは、きっとその地域が気に入ってくれますよ。
だって、二足のわらじの片方は、その地域に踏み込んでいるからです。
分かれ道 どちらの道も 素晴らしい
(迷うことなかれ。筆者)
2020年1月13日