故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

書いた記事は覚えている

2020-01-01 02:13:19 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「ジン君ランク」です。
飼っていた犬の名が、ジンでした。
犬は、飼われている家族のランク付けが達者でした。
子供の成長の速さには、戸惑っていたようでした。


新しい年になりました。
昨年(2019年)、仕事を退職しカフェ一本の仕事となりました。
経済的には苦しくなりました。
気になっていること(片づけ、畑仕事、草刈・剪定、遊び、妻との意思疎通)ができるようになりました。
自分の置かれている状況が、より鮮明に把握できました。

今日のテーマは、「書いた記事は覚えている」です。
聞いた話は忘れるが、書いたものは忘れない。
書く時、なぜこのタイトルの記事を書こうとしたのか考えます。
掘り下げると、何故書きたかったのか。
書くために、自らを分析し思考の道筋をつけます。
起承転結とはいかぬまでも、頭の整理にはなります。

似顔絵を描くのは、会ってくださった人の顔を覚えるためでした。
「描いて」に応えるようになってから、描く枚数は激減した。
どんなことにも、理由がある。
書くのも理由がある。だから、続くと思う。

ブログを書くようになってから、話に幅ができた。
どんな話題にもついていけるようになった。
興味が広がった。
人と話していても、整理をつけた考えが思い出され、おさらいができるようになった。
つまり、引き出しが増えた。

気持ちが悪いもやもやは何なのか。
毎日、整理をつけられる。気持ちが落ち着くようになった。

もっと良いことがあった。
話を聞くことが苦痛ではなくなった。
話す人の興味がどこにあるか推測できるようになった。
書くことで、人の話を鵜呑みすることが減り、自分の思考回路を通過させられるようになった。
それは、さらに人に興味を抱かせることになり、
日々変化する表情、心情を読み取ることにつながった。

日記もそれなりの効果はある。でも、覚えることにはつながらない。
あったことを書きとどめるだけでは続かない。掘り下げるのである。
タイトルを決めて書くことは、脳の活性化になると実感できる。
年月を越えて、身体と脳が覚えていることが、書くことでつながる。
書くために、少しでも考える。それは、料理の仕上げの味付けです。
繰り返すことで、脳に摺りこまれる。

覚えることが段々とできなくなった。
これまでの素材をデータ化(記憶)し、場面に応じてつなげることが不得意になった。
能力低下を補助する工夫が書くことであった。新たな味付けをすることで新鮮な記憶となった。
タイトル通りの「書いた記事は覚えている」になるような気がする。
書くことは、五感を使う。
キーをたたき音を聞く、表れる字を目で見て判断し、そうかなと鼻を鳴らす。
最後は、指が覚えてくれる。勝手な想像です。

鴨撃ちも 山芋堀も あげたがる 

2020年1月1日
コメント
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