妻の娘の晴れの結婚式の日です。
相手は、防衛大出身の海上自衛隊に勤務される方です。
式を延期すること約1年、
予定を組んではミッションが入り、そして延期の繰り返しでした。
一方、私達母子でお世話になったおばさんの葬式の日でもあります。
母にとっては年下の妹でした。
歳が近いのか良く行き来していました。
おばさんの娘夫婦が、結婚後数年、我が家の離れに住んでいました。
岡田のおばさんが、「今度は、私の番じゃ。」と知らせてくれました。
試しに聞いてみたら、
13人の兄弟の8番目が岡田のおばさんとのことでした。
まだ、半分生きていることになります。
船乗りだった旦那の自慢をひとくさり話して、電話を切られました。
どうして、家の娘のどこが気に入って結婚するんじゃろう。
と親ながらクエスチョンが、正直なところです。
NHKの調査で、一人の若い未婚の女性が、知らぬ男たちの
汗を嗅ぐというドキュメント番組がありました。
二日間、風呂も入らず汗を思いっきり吸ったシャツの臭いを嗅ぐのでした。
6つのシャツがそれぞれビニール袋に入っていました。
女性は、恐る恐るすべての臭いを嗅ぎました。
その中に、とってもかぐわしい臭いを見つけたのでした。
調査は続き、そのかぐわしい臭いの持ち主の遺伝子と女性の遺伝子を
重ねてみました。
生まれてくるであろう架空の子供は、免疫力が高い優れた子孫になるであろうと
科学的結果を発表していました。
女性は、動物的な勘で直感したのでしょう。
少し謎が解けました。
十人十色の中からパートナーを選び
新婚生活を始める妻の娘夫婦に幸あれと願うばかりです。
長い道のりを、好きな旦那と一緒に歩んできたおばさんに、
お疲れ様でした。とそっとお礼をいうのでした。
2015年2月1日