爺、何してるのと言われたい
あと何日働くと休めると思うことがあります。
外資系に勤めていた頃、5時終業で6時には誰もいませんでした。
その頃は、外人のマネージャーが多かったのです。
業績も良かったのです。5時から何をしようかと思ったものです。
外資系の会社では、マネージャーが日本人に変わってきました。
次第に、残業が多くなりました。
マネージャー自ら残業をするようになってから、
さらに加速されたように思います。業績は、悪くなっていきました。
年間の労働時間が、1500時間(ユニオンが強く指導)と
決められた国から見れば、日本人の働きぶりは異常に映ったかもしれません。
外国(ヨーロッパ)に出張した際、私が見た限り残業する人はいませんでした。
特に、ドイツはその傾向が強いようでした。
反面、スイス人は働きものでした。残業も厭いませんでした。
スイス人は、出稼ぎ国家です。自国だけの経済活動では成りたたないからです。
ドイツの夏は、夜9時でもまだほんのり明るかったのです。
ほとんどの人が、30分以内に自宅に帰れました。
国が、施策で企業を一極集中ではなく地方に分散していましたから
朝夕のラッシュは少なかったのです。
会社の人たちは、家族や友人と5時以降を過ごしていました。
家族が揃って夕食を取っていました。
私が小さい頃、両親は夜明け前から働き、昼は梅干しでかきこみ、
夜は暗くなっても働いていました。どこの家でもそうでした。
いわゆる「三つのほし」です。これが、良しとされていました。
かつて勤めたエンジニアリング会社では、11時頃まで毎日残業をし、
土曜日も会社に出ていました。皆さんもそうされていました。
上司も、社員の評価軸として、「能力 x 労働時間」と明確に言っていました。
ある時、上司に猛反発しました。残業を好きでやっているのではない。
初めから、長時間労働を前提にした評価基準を掲げる上司に反発したのでした。
それを貴方の口から言ってはいけないと言いました。
今、思います。毎日、集中して仕事が出来るのはわずか4時間くらいです。
あとの4時間は、集中しなくてもできる仕事をしています。
周りの雰囲気は、さらに4時間の残業が当たり前の仕事ぶりです。
何が人生の優先事項なのか疑うときがあります。
だらだらと時間を費やしています。
残業代が収入の1/4~1/3になると仕方がないのかもしれません。
残業代を払う企業が立派ではないのです。
メディアで犯罪者の放送を聞くたびに、
「犯罪者は無職」というのが気になります。
代わりはいくらでもいるんだぞと会社はそして社会は言っているようです。
社員を大事にしない、見る目をもたない上司がいる会社は持たないのです。
ホワイト企業の離職率は確かに低い、ただし離婚率は高いのです。
エリート社員は、転勤は当たり前で、子供が大きくなるとほとんどの人が
単身赴任です。これでは、家族の関係を維持できません。
両親それぞれが勝手なことをし始めます。するしかないのです。
私は、製造の効率化のレポートを書いています。
受け入れられるか心配しています。会社を動かしているのは社員です。
社員は、効率化など望んでいないのです。
右肩上がりの売り上げアップこそ生きる道といまだに思っているのです。
時代遅れの「みっつのほし」がまだまだ生きている世界です。
あと数年の仕事で、私の人生は終わりません。
今のうちから、またその後どうしようか。真剣に考えています。
私だけが良くても駄目なのです。
私達は、衰退していく国に生きているのではありません。
世界では、幸せになりたいと思っている人が多くいます。
独立こそ自分たちの「幸せ」と思って戦争をしている人もいます。
私達は、現実から離れて生きていくわけにはいかないのです。
私にできることを、勇気を持ってやるしかありません。
2015年2月23日
あと何日働くと休めると思うことがあります。
外資系に勤めていた頃、5時終業で6時には誰もいませんでした。
その頃は、外人のマネージャーが多かったのです。
業績も良かったのです。5時から何をしようかと思ったものです。
外資系の会社では、マネージャーが日本人に変わってきました。
次第に、残業が多くなりました。
マネージャー自ら残業をするようになってから、
さらに加速されたように思います。業績は、悪くなっていきました。
年間の労働時間が、1500時間(ユニオンが強く指導)と
決められた国から見れば、日本人の働きぶりは異常に映ったかもしれません。
外国(ヨーロッパ)に出張した際、私が見た限り残業する人はいませんでした。
特に、ドイツはその傾向が強いようでした。
反面、スイス人は働きものでした。残業も厭いませんでした。
スイス人は、出稼ぎ国家です。自国だけの経済活動では成りたたないからです。
ドイツの夏は、夜9時でもまだほんのり明るかったのです。
ほとんどの人が、30分以内に自宅に帰れました。
国が、施策で企業を一極集中ではなく地方に分散していましたから
朝夕のラッシュは少なかったのです。
会社の人たちは、家族や友人と5時以降を過ごしていました。
家族が揃って夕食を取っていました。
私が小さい頃、両親は夜明け前から働き、昼は梅干しでかきこみ、
夜は暗くなっても働いていました。どこの家でもそうでした。
いわゆる「三つのほし」です。これが、良しとされていました。
かつて勤めたエンジニアリング会社では、11時頃まで毎日残業をし、
土曜日も会社に出ていました。皆さんもそうされていました。
上司も、社員の評価軸として、「能力 x 労働時間」と明確に言っていました。
ある時、上司に猛反発しました。残業を好きでやっているのではない。
初めから、長時間労働を前提にした評価基準を掲げる上司に反発したのでした。
それを貴方の口から言ってはいけないと言いました。
今、思います。毎日、集中して仕事が出来るのはわずか4時間くらいです。
あとの4時間は、集中しなくてもできる仕事をしています。
周りの雰囲気は、さらに4時間の残業が当たり前の仕事ぶりです。
何が人生の優先事項なのか疑うときがあります。
だらだらと時間を費やしています。
残業代が収入の1/4~1/3になると仕方がないのかもしれません。
残業代を払う企業が立派ではないのです。
メディアで犯罪者の放送を聞くたびに、
「犯罪者は無職」というのが気になります。
代わりはいくらでもいるんだぞと会社はそして社会は言っているようです。
社員を大事にしない、見る目をもたない上司がいる会社は持たないのです。
ホワイト企業の離職率は確かに低い、ただし離婚率は高いのです。
エリート社員は、転勤は当たり前で、子供が大きくなるとほとんどの人が
単身赴任です。これでは、家族の関係を維持できません。
両親それぞれが勝手なことをし始めます。するしかないのです。
私は、製造の効率化のレポートを書いています。
受け入れられるか心配しています。会社を動かしているのは社員です。
社員は、効率化など望んでいないのです。
右肩上がりの売り上げアップこそ生きる道といまだに思っているのです。
時代遅れの「みっつのほし」がまだまだ生きている世界です。
あと数年の仕事で、私の人生は終わりません。
今のうちから、またその後どうしようか。真剣に考えています。
私だけが良くても駄目なのです。
私達は、衰退していく国に生きているのではありません。
世界では、幸せになりたいと思っている人が多くいます。
独立こそ自分たちの「幸せ」と思って戦争をしている人もいます。
私達は、現実から離れて生きていくわけにはいかないのです。
私にできることを、勇気を持ってやるしかありません。
2015年2月23日