前回の三峰神社参拝と同じ日に、秩父神社と周辺を散策した。昔、ツーリングで通過したことはあっても、じっくり歩くことがなかったので、ほとんど初めての秩父となった。
秩父神社は学業の神様ということで、土曜日快晴の当日は参拝客が多かった。本殿にはなんと日光東照宮の眠り猫で有名な名工・左甚五郎作の「つなぎの龍」の彫刻が施されていたり、じっくり見学するとなかなか興味深いことが多かった。三峰神社と同じに鳥居から本殿まで建物やその彫刻が非常に綺麗に保たれていて、素晴らしかった。
友人との待ち合わせは西武秩父駅だったのだが、二人とも秩父鉄道経由で御花畑駅で降りるということで、クルマで到着していた私は御花畑駅に移動して撮影。こじんまりとして、小さな切符売り場と待合所、ホームのすぐ外側に設けられた立ち食いソバ屋など、はじめてなのに懐かしさを感じる素敵な駅。
走ってきた電車を見ると、何か懐かしい東急系の車両。たぶん8000系か8090系の改造車なんだろう、2両編成の7800系だった。実家が田園都市線沿線なので何度も乗った車両のはずだ。やっぱり懐かしい。
街中を散策すると、昭和初期の建築物が保存されていて、小池煙草店さんなどは外装や電灯の雰囲気がほんとに味があって、何枚も撮影してしまった。
同じ通りにあったのが、たいやき屋の秩父ははそさん。私はスタンダードな小倉をいただいたが、友人は限定だったかイチゴカスタードを選んでいた。皮がしっとりほどよい厚さで、あんとのバランスがよく、とても美味しかったです。
がっついて撮影を忘れてしまったが、西武秩父駅の仲見世通りで名物のわらじかつ丼をいただいた。たたいた豚肉に甘めのソースにひたされた衣が美味しい。早めの夕食だったのだが、しっかり完食。
秩父市街は散策するのにちょうど良い規模というか、広さで、秩父神社を中心に食べ歩きすると楽しい。もう少し市街のお店を調べて、また来てみたい。