つい最近、日本酒の試飲を蔵元でチャンスを得て、
試飲を楽しんできた娘夫婦 。
これに気をよくして、
サントリーの試飲会を申し込んだ。
めでたく当選して、京都から山崎まで、
新幹線で行くという。
「ボクは未だサントリーの山崎を飲んだことが無い」
と話したことを娘が覚えていて、
「山崎」をプレゼントしてくれた。
ウイスキーの試飲にわざわざ新幹線に乗って、
サントリーの工場まで行って、
何種類かのウイスキーを試飲して、
購入してくれたお土産、お金に換算したら、
いくらになるか分からない。

「山崎」のラベルを見たら、Alc.48%と記してある。
このウイスキーおよそ半分はアルコールと解って、
ストレートよりもオンザロックが良いと、
氷割にしたが、それでも舌に焼き付くようで、
樽の香りだけ口の中に残っただけであった。
若いころ、渋谷のバーで酔った勢いで、
Alc.89%の洋酒飲んでみますかと、
女給に揶揄われて、
酒には自信のあったボクは試しに飲んだが、
舌も咽喉も焼けるように感じただけで、
味など感じられなかった、のを思い出した。
お酒の名前は何と言ったのか、
思い出せなかったが、
この文章をタイプしているうちに、
思い出した。
洋酒の名前は「アブサン」でした。
家に帰るタクシーにのり、
行先も正しく告げ、代金もきちんと払い、
道路から家までおよそ30mの途中から、
腰を取られて、
右へ行こうとすると、勝手に左へ進み、
そこで方向を戻そうとしても、うまく戻らず、
植え込みに絡まれて、やっと戻すことができる、
そんな歩き方をしたのを覚えています。
翌朝、スーツは泥だらけで、クリーニング屋さん行き。
でも二日酔いにはならず、終わりました。
以来、深酒はやめて、
ほろ酔いで遊び、帰ることにしています。
また、結婚以来、外で飲んだことは無く、
カミさんと差し向かいで、
程よい酔い方で、終わります。