木槿をムクゲと読むのは難しい。
初めて見た時、
何と読むの?どんな花? と思った。
図書館で調べて、読み方も花の名前だということも、
もちろん木の性質も知って、
散歩途中によく見る花だと分かった。
以来花が咲く今の時期に写真を撮る。
ムクゲ!
真っ白で清らかで奇麗だ。
「槿花一朝の夢」という言葉がある。
「槿花」は、ムクゲの花で、朝に開いて夕方にはしぼむことから、
はかない栄華のたとえにされる。
平家物語の話に似ている 。
(白いムクゲ1)
(白いムクゲ2)
枝に花がびっしり咲くのを見て、
初老の女性などが手折りして持ち帰ろうとするが、
この木の枝は繊維質で、枝を折ることができない。
枝の二股のあたりで割きとるくらいのことをしないと、
手折ることができない。
この場合、枝が長くて持ち帰るなど、
周りの目もあるし、
恥ずかしくて、持って帰れない。
なお、純白でなく、ピンクのムクゲもある。
(ピンクのムクゲ1)
(ピンクのムクゲ2)
その他、花びらが赤いもの、白でも花芯が赤いのもあるそうだが、
ボクは見たことが無い。