楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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思い出のアルバム7-アウシュビッツ1(ポーランドを旅して 3)

2021年06月19日 03時52分07秒 | つれづれなるままに考えること

(アウシュビッツ捕虜収容所の博物館の看板)

アウシュビッツ強制収容所は、
現在「負の世界遺産」
「アウシュビッツ博物館」として残っている。

アウシュビッツを見学して、印象が強烈過ぎて、頭が混乱し、
チェコも、スロバキアも、ハンガリーも何を観てきたか、
何も残っていません。

(アウシュビッツ入り口)

(収容者の見張台と高い塀)

(並ぶ収容所)

まず、アウシュビッツのガイドは、
中谷 剛さん。ポーランド語を勉強し、
ポーランド語でポーランドのガイド試験に合格した、
アウシュビッツで唯一の日本人ガイド。
日本の総理大臣にも、議員さんにも、
われわれ観光客にも、
「私は同じ説明をします」と言う。

とつとつと話す内容は、
詳しい勉強の痕(あと)を物語っている。
戦争とは?
人間とは?
生きるとは?
問題を投げかける説明をする。

虐殺された数150万人。遺品をリサイクルするため、
品物ごとに展示してある。
ドイツ・ナチスが敗戦と共に、
証拠隠滅を図ったが、
それでも残った膨大な展示物の数々...

(義足の数々)

自分の名前を書き記した鞄の数々。展示物をガラス越しに撮影.

(カバンの山)

髪の毛、義足など、子供の靴、女性の靴、男性の靴、
未知の土地に希望を託して、
持ち込んだ全財産を入れた鞄、鞄、鞄、...

時間の経過と共に風化して触れば粉になるのではないか、
と言われる
その展示物を今後どのように保存するか...
問題は山積する。

ポーランド人をはじめユダヤ人が
強制収用されてやってきたが、
その人達が薄々には、
感じていたと思われる処刑への旅。

(収容所にやって来た人達)

(収容所の当時の写真から)

列車から降りると、軍医が収容者の顔色を見て、
強制労働に耐えうるかどうかを決め、
右左(みぎ、ひだり)に人を振り分ける。
右へ行けば過酷な強制労働が待っており、
左に行けば、ガス室での虐殺が待っている。    

(列車から降ろされた場所)

(向こうに見える森まで歩かされる)


(ポーランド人が造った自分たちを葬るガス室ー右側の建物)

(ポーランド人が自分たちの絞首刑の死刑台)


(ポーランド旅行のアルバムの処分はつづく)
コメント (12)
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