高等学校三年生になって、高3の教科書は読破しているから、
毎日の授業は、ボクにとっては復習になる。
新たな勉強に取り組むことにした。
新たな知識を得るために、高3の授業の延長線上の先に進む参考書を買い、
先に進めることに。
そして高等学校を卒業する時期がきた。
通信簿はいつもの通り成績順に渡される。
どんなに頑張っても、一番に通信簿を受け取ることは出来なかった。
各科目のテストは、習った所から問題が出るが、
最後の一問は必ず応用問題であった。
この最後の応用問題で、よく出来る人との差が出来てしまう。
それでも成績順に渡される通信簿は、いつも2~4番目であった。
この学校のよい所は一流の先生に恵まれていたことである。
先生は超一級の先生ばかりであった。
音楽は著名な作曲家、絵画や書道は日展の審査員、
国語の「徒然草」「更級日記」などの古典は早稲田大学教授、
英語は当時NHKの基礎英語の先生から発音を、
歴史の先生は、あとで知ったが教頭先生で「隠れキリシタン」研究の第一人者、
物理はボクが二年の時の担任の時、アメリカのコロンビア大学見入学され、
4年後、アメリカから帰り教鞭を取られた。
高校の時は物理学であったのに、アメリカで推計学を学んで来られたようで、
大学では推計学を教わった。
社会人になってこの推計学が思いがけなく役に立った。
過去の経験から将来を予測する仕事に着いた。
会社の実績が一月(ひとつき)の一週間が経つと、
ほんのわずかな誤差で、その月の最終実績が推計できるのだ。
これほど重宝したことは無い。
話がそれてしまったが、高校を卒業した後のことにつなげよう。
そして大学受験である。
父親が公務員であったことから、法律を勉強しようと法学部を目指した。
高等学校は良い成績で卒業したが、
小学校と中学校の勉強はほとんど独学のようなものである。
真の実力があるはずも無いとは心の隅にあったが、
過去には、卒業予定の生徒の成績15~6番目までは合格していた大学の、
よせば良いのに国立大学の一番高い競争率6.5倍の法学部に挑戦した。
成績順で15~6番まで合格していたその大学は、
全部が競争率6.5倍では無かった。
高校の先生に3倍とか2.6倍とかの学部を進められていたのだ。
今までの自分を考えれば、結果は解り切った話で、
当然の事として6.5倍の法学部は不合格となった。
就職して気が付いたが、
僕が不合格だったその大学の卒業生が何人かいたが、
ずいぶん優秀な人とそうでない人と、
いろいろ混じって居ることが解った。
ボク自身は、仕方なく私立大学の受験をしたが、
テストはいとも簡単で、どの科目も60分の時間があったのに、
全部20分くらいで済まして試験会場から出てきた。
もし不合格なら八百屋さんになろうと心に決めていた。
毎日の授業は、ボクにとっては復習になる。
新たな勉強に取り組むことにした。
新たな知識を得るために、高3の授業の延長線上の先に進む参考書を買い、
先に進めることに。
そして高等学校を卒業する時期がきた。
通信簿はいつもの通り成績順に渡される。
どんなに頑張っても、一番に通信簿を受け取ることは出来なかった。
各科目のテストは、習った所から問題が出るが、
最後の一問は必ず応用問題であった。
この最後の応用問題で、よく出来る人との差が出来てしまう。
それでも成績順に渡される通信簿は、いつも2~4番目であった。
この学校のよい所は一流の先生に恵まれていたことである。
先生は超一級の先生ばかりであった。
音楽は著名な作曲家、絵画や書道は日展の審査員、
国語の「徒然草」「更級日記」などの古典は早稲田大学教授、
英語は当時NHKの基礎英語の先生から発音を、
歴史の先生は、あとで知ったが教頭先生で「隠れキリシタン」研究の第一人者、
物理はボクが二年の時の担任の時、アメリカのコロンビア大学見入学され、
4年後、アメリカから帰り教鞭を取られた。
高校の時は物理学であったのに、アメリカで推計学を学んで来られたようで、
大学では推計学を教わった。
社会人になってこの推計学が思いがけなく役に立った。
過去の経験から将来を予測する仕事に着いた。
会社の実績が一月(ひとつき)の一週間が経つと、
ほんのわずかな誤差で、その月の最終実績が推計できるのだ。
これほど重宝したことは無い。
話がそれてしまったが、高校を卒業した後のことにつなげよう。
そして大学受験である。
父親が公務員であったことから、法律を勉強しようと法学部を目指した。
高等学校は良い成績で卒業したが、
小学校と中学校の勉強はほとんど独学のようなものである。
真の実力があるはずも無いとは心の隅にあったが、
過去には、卒業予定の生徒の成績15~6番目までは合格していた大学の、
よせば良いのに国立大学の一番高い競争率6.5倍の法学部に挑戦した。
成績順で15~6番まで合格していたその大学は、
全部が競争率6.5倍では無かった。
高校の先生に3倍とか2.6倍とかの学部を進められていたのだ。
今までの自分を考えれば、結果は解り切った話で、
当然の事として6.5倍の法学部は不合格となった。
就職して気が付いたが、
僕が不合格だったその大学の卒業生が何人かいたが、
ずいぶん優秀な人とそうでない人と、
いろいろ混じって居ることが解った。
ボク自身は、仕方なく私立大学の受験をしたが、
テストはいとも簡単で、どの科目も60分の時間があったのに、
全部20分くらいで済まして試験会場から出てきた。
もし不合格なら八百屋さんになろうと心に決めていた。