楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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伝アインシュタインのエレベーター

2017年05月02日 05時56分25秒 | 日記
東京大学と言う所では、時々面白いものを見つけることが出来る。

以前訪ねた小石川植物園は、東京大学理学部付属植物園であるが、
ここにはニュートンが万有引力を発見したリンゴの木が植えてある。

晩秋に訊ねた所、木の根っこにリンゴが何個も落ちていたので、
一個拾って帰ってきた記憶がある。
これがニュートンのリンゴだと、まだ幼稚園時代の孫にあげた。

ニュートンのリンゴの木もさることながら、
今度は東大の赤門を入って、工学部の間を抜けて、
東京大学総合研究博物館へ行ったら、
入り口にアインシュタインが乗ったエレベーターの昇降装置が置いてあるではないか。

(東京大学総合研究博物館)


(伝アインシュタインのエレベーターの昇降装置)


なぜこんなものが置いてあるかと言えば、
「アインシュタインの一般相対性理論の基本となる等価原理は、
エレベーターの思考実験から着想されており、
これがアインシュタインの来日と結びついて象徴化されたもの」と説明で言う。

それで置いてあるのだ。
説明を知ると馬鹿げたようであるが、
学生にこのような着想が世界の科学の基になることを教えているのだろうけれど、
当の東大生はどのように感じているのだろうか?

しばらく立ち止まってエレベーターの昇降装置を眺めている間に、
学生が何人も通って行ったが、一瞥もしなかった様に思えた。

役にたっているのだろうか?





コメント (8)
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