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楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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世界遺産 大猷院―徳川家光のお墓(芭蕉の道を歩く21)

2012年11月01日 10時09分33秒 | 芭蕉の旅

(大猷院入り口)

(日光6)
日光の世界遺産にはこの大猷院も入っている。
階段を登って仁王門を通過する時には、
左右の仁王像に睨まれながら通過する。
次の階段を登った所にある二天門は覆いが掛かったままであった。
ここでも平成の大修復が行われており、
覆いはあるものの、中の持国天と広目天は見ることができる。
ふう~ふう~云いながら次の階段を登ると夜叉門。
夜叉門の前に立派な鼓楼が左右に二基ある。
次が唐門で左右に銅製の灯籠が葵のご紋をつけて立ち並んでいる。

(仁王門)
(二天門)
(二天門にある大猷院の扁額)
(夜叉門)
(夜叉門前に左右にある鼓楼の内左側の楼)
(夜叉門の前にある右側の鼓楼)
(唐門)
(唐門2)
(銅製の灯籠)

その先が拝殿で、奥に本殿があるが、観光客が入れるのは拝殿まで。
拝殿には先客があり、説明の案内係が人の集まるのを待っている。
ある程度人が集まると、説明が始まる。

(この建物は、仁王門から始まり、拝殿本殿にいたるまで、
世界遺産に登録されており国宝になっています。
奥に見えますのが本殿で、位牌が並んでいますが、
家光公、お江の方のものです。
拝殿、本殿とも金箔が施されており、日本三大金堂の一つです。
この大猷院と、京都の金閣寺、平泉の中尊寺金色堂の三つを言います。
家光公廟所は、この建物の右手の小高い位置にありまして、
廟所入り口を皇嘉門と言い、その奥にお墓がありますが、
入る事はできません。)
説明は流暢に流れる水のようであった。

(皇嘉門)
(皇嘉門の扉にある徳川のご紋)

徳川家康のお墓は観光客に見せているのに、
どうして家光公のお墓は公開されていないのか、
不思議に思った。
いつもなら手を挙げてどうしてなのか問いただすのに、
どういう訳か、このときは質問しそこなった。
よほど疲れていたに違いない。
あるいは人のお墓に踏み入るのが憚られたのかも知れない。

いずれにせよ大猷院 徳川家光の廟所は、
全て世界遺産に登録されている。

貴重なものである。

しかし階段は137段あるという。

ひぐらしの鳴声が寂しそうに聞こえた。

(際立つ葵のご紋)

・ひぐらしの 鳴く夕焼けや ものかなし  hide-san
コメント (14)
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