平清盛坐像
photo by hide-san from OCNフォトフレンド(平清盛坐像)
六波羅の地には、
平安後期に平忠盛が六波羅蜜寺内の塔頭に軍勢をとめて以来、
清盛、重盛をはじめ平家一門の邸館が増え、
その数は五千余の及んだといわれる。
このような関係から六波羅蜜寺には平清盛と伝えられる木像が一体があり、
この像は出家して浄海と号した清盛の晩年の姿を写したものと言われる。
唇が厚く頬が引き締まった風貌を生き生きと写している。
経巻に目を落としている目には爛々とした輝きが清盛の性格を物語っている。
しかし栄華は一朝にして崩れ去り、時代は変わって行く。
経巻でなく落ちぶれていく平家物語を読んでいるようにも見える。
photo by hide-san from OCNフォトフレンド(平清盛坐像)
六波羅の地には、
平安後期に平忠盛が六波羅蜜寺内の塔頭に軍勢をとめて以来、
清盛、重盛をはじめ平家一門の邸館が増え、
その数は五千余の及んだといわれる。
このような関係から六波羅蜜寺には平清盛と伝えられる木像が一体があり、
この像は出家して浄海と号した清盛の晩年の姿を写したものと言われる。
唇が厚く頬が引き締まった風貌を生き生きと写している。
経巻に目を落としている目には爛々とした輝きが清盛の性格を物語っている。
しかし栄華は一朝にして崩れ去り、時代は変わって行く。
経巻でなく落ちぶれていく平家物語を読んでいるようにも見える。