Untersee-Boot

あるいは感想記として

辰年

2024年01月01日 | あれこれ
明けましておめでとうございます。

更新が滞りがちにもかかわらず、昨年は贔屓にしていただき、ありがとうございました。
おかげ様で、ブログを始めてから19度めの正月を迎えることが出来ました。
無愛想なブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

2024年が、ウンナンの二人にとっても皆さんにとっても、良い一年でありますように。
コメント

ゆく年2023

2023年12月31日 | あれこれ
気がつけば今日は大晦日。



今年は8月の南原さんのトークライブで、歌にトークにと生の舞台の醍醐味を堪能。
とても楽しい時間でした。

       

めちゃくちゃ暑い中(ホントに暑かった!)、当日券を求めて行った甲斐がありました。
きっと、暑い夏が来るたびに、この日のことを思い出すことでしょう(笑)。

          


それから、ライブの後にこんなものも作っていたのですが・・・。



イマイチだな・・と思い、UPせずにいたのですが、このままにしてしまうのもモッタイナイということで(笑)年末蔵出しUPすることにしました。
ワードで蘇るあの暑い夏の日・・です(笑)。





11月には、ダンス☆マンの25周年記念ライブへ。

       

20周年のライブ以来、5年ぶり2度目のはっぱ隊隊長の生パフォーマンスを間近で見れて僥倖でした(笑)。
ブカレストのMJのように登場した隊長への歓声は、本家マイケルにも勝るとも劣らないものでした(笑)。
もちろん♪YATTA♪も大盛り上がり。
新曲♪ナンバラバンバンバンⅡ♪も初お披露目とは思えない盛り上がり。またどこかで聴けたらいいな~。





 

それから、UN関連以外では。
今年も寄席などへ足を運び、喬太郎師匠を中心に落語を楽しんだ年でもありました。



1月は恒例、鈴本演芸場正月二之席の喬太郎師匠の主任興行で初笑い。

       

1/13 抜け雀
1/16 居残り佐平次
1/19 按摩の炬燵
1/20 一日署長

奇しくも、去年の鈴本正月二之席九日目も「按摩の炬燵」。
この噺は優しさと残酷さと哀しさが入り交じっていて、聴くたびに心がザワザワしてしまいます。






3月16日は、文春落語の、柳家喬太郎×江戸家小猫の会へ。

喬太郎 鯉こく
小猫 ものまね
喬太郎 ハンバーグができるまで



3月17日は、国立演芸場の、五代目江戸家猫八襲名直前スペシャルの会。

       

小猫さんとしての最後の舞台を観れたのは思い出になりました。



そして、3月21日からは、五代目江戸家猫八襲名披露興行に参戦。
もともと、3回くらい行こうかな~と思っていたのですが、楽しくて7回も通ってしまいました(笑)。


          

鈴本演芸場
3/21
3/22

末廣亭
4/2
4/8

       

浅草演芸ホール
4/16

池袋演芸場
4/28

          

国立演芸場
5/20

どの襲名披露興行も素晴らしかったですが、中でも3月21日の大初日の口上は印象深いものでした。
この日はお父さんでもある先代の猫八さんの命日だったそうで。
この時期は毎年、真打披露興行が行われるのが恒例なのですが、病床にあった先代は、こういうおめでたい時に自分の訃報が出るとせっかくのお披露目に水を差すことになるから披露興行が終わるまで伏せておくように、という言葉を残していたとのこと。
そんなエピソードを涙声で語る市馬師匠を見て、思わず涙。
先代の人柄と五代目猫八さんの皆から愛される人柄が良く伝わってくる、素敵な口上&披露興行でした。







3月31日は毎年恒例の、
浅草演芸ホール三月余一会 満開!若手落語会

いっ休 やかん
わん丈 喪服キャパクラ
和泉 匿名主婦只野人子
小せん お血脈
風藤松原 漫才
彦いち 遥かなるたぬきうどん
仲入り
白鳥 スーパー寿限無
白酒 茗荷宿
二楽・八楽 紙切り
喬太郎 当世女甚五郎


初めて聴いたキョン師の「当世女甚五郎」は、大人の青春ドラマという感じてとても良かったです。

          

ゴールデンウィークも喬太郎師匠を聴きに浅草演芸ホールへ。

       

5/5 稲葉さんの大冒険
5/7 居残り佐平次
5/10 井戸の茶碗

初めて聴いた圓丈師匠作の「稲葉さんの大冒険」。
可笑しくて哀しくて・・それから少し狂気も感じる噺。
「ぺたりこん」にも通じるような圓丈師らしい噺で面白かった~。






5月下席は、彦いち師匠の鈴本演芸場主任興行へ。

          

5/24 彦いち 記憶椅子
5/27 彦いち という
5/30 彦いち 神々の唄

お初の「記憶椅子」は、カメラが切り替わるようにそれぞれの場面が目に浮かび、笑いながらも大感心でした。



6月上席は池袋演芸場で喬太郎師三昧。

       

6/3 任侠流山動物園
6/6 心眼
6/9 すなっくらんとぞめき
6/10 真景累ヶ淵~宗悦殺し


「任侠流山動物園」は涙流して大爆笑。
「心眼」は人の心の弱さと業に思わず涙。
「すなっく~」ではまたまた大爆笑。
そして「真景累ヶ淵」では高座で繰り広げられる狂気と殺気のやり取りを固唾を呑んで聴き入り・・。
キョン師の振り幅の大きさにやられっばなしの6月でした(笑)。





7月上席は、
鈴本演芸場 特別企画公演
「19時40分の残酷」
~オモ(重)クラ(暗)い喬太郎~

          

7/2 怪談牡丹灯籠~栗橋宿
7/5 赤いへや
7/6 棄て犬
7/7 宮戸川(通し)
7/8 わからない
7/9 サソリのうた
7/10 鬼背参り

       

「赤いへや」は、徐々に狂気が増していくサイコなキョン師に釘付け。
「わからない」は、圓丈師ワールド全開。哀しくて切なくて歯がゆくて・・。
「サソリのうた」は、色褪せたフィルムの映画を見ているような、美醜、劣等感、倒錯、純愛・・等々、多層的に展開する物語。
そして、「棄て犬」は・・。
ラストの画が頭から離れない、20時30分の残酷。キョン師の闇を垣間見た感じでした。

       

文字通り、"オモ(重)クラ(暗)い"噺ばかりの7日間。
キョン師の狂気や怖さを体感出来て大満足ではありましたが、連日のオモ(重)クラ(暗)い噺にめちゃくちゃ疲れた7日でもありました(笑)。




7月12日は、
かめありリリオホールで行われた「特撰東西落語競演会」の夜の部へ。

松ぼっくり たらちね
文珍 ぴー
仲入り
小すみ
喬太郎 花筏


この会は2018年から参加してますが、文珍師の新作は初。
趣向を凝らした演出に大笑い。
喬太郎師は一昨日までとは打って変わって、ご陽気な「花筏」でこちらも終始大笑いでした。

       






8月は浅草演芸ホールで喬太郎師主任興行を2日。

8/12 社食の恩返し
8/16 死神

       
(8月16日は台風7号の影響で、雲がスカイツリーを何度も覆ってました)


鈴本演芸場で、"吉例夏夜噺 さん喬 権太楼 特撰集"も。

8/20
喬太郎 サニーサイド
権太楼 お化け長屋
さん喬 らくだ

さん喬師の「らくだ」は登場人物にイヤ味がなく、師匠の人柄・・"芸は人なり"だな~と大感心でした。





10月下席は末廣亭の喬太郎師の主任興行へ。

       

10/23 社食の恩返し
10/26 銭湯の節
10/29 死神
10/30 やとわれ幽霊


「やとわれ幽霊」は何度か聴いていますが、聴くたびに幽霊の演じ方といいますか、キャラクターが微妙に変わるのが面白いところです(前半の大爆笑は毎回変わらず・笑)
この日の幽霊は、励ますというより慈悲深い感じ。
前半とは打って変わって静まり返る客席。空調の音だけが響くなか、幽霊の言葉に聴き入ってしまいました。





11月20日は、
ごらくハマ寄席
第420回県民ホール寄席
柳家喬太郎独演会

          

喬太郎 普段の袴
一龍齋貞寿 石川一夢
喬太郎 うどん屋
喬太郎 純情日記~横浜篇~ 



県民ホール寄席は今年で終了ということで、前座さんは呼ばずキョン師が三席。
マクラの横浜各地の話も大笑いでしたし、めくりを捲る喬太郎師も見れて僥倖でした(笑)。

       





そして、12月19日は
横浜にぎわい座
柳家喬太郎独演会

       

市助 子ほめ
喬太郎 井戸の茶碗
二楽・八楽 紙切り
喬太郎 ハワイの雪



「井戸の茶碗」は、正直者だけど悪~い顔もする清兵衛さんに大笑い(笑)。
「ハワイの雪」は、それぞれの人生に想いを馳せ思わず涙。
今年の締めくくりにふさわしい、とても良い会でした。




ということで、長々と書いてしまいましたが。
一期一会の舞台はやっぱり楽しいな~と改めて感じた一年でした。


       


今年の古今狂言会は、南原さんが出演しない公演が八代市であったようですが、来年は南原さんが出演する公演が開催されてめでたしです。
石井ちゃんのインスタによると、福岡の大濠公園能楽堂のほかに、東京の宝生能楽堂でも公演があるようで。
楽しみにしたいと思います。


あ、それから、インスタライブについての細かい感想は書いていませんでしたが、南原さんの近況が直に聴けるインスタライブはありがたい限りです。
毎回、大笑いしたり感心したり楽しい時間でした。
純と五郎さんのやり取りなどは、らしさ全開、南原さんの独擅場という感じ(笑)。
あと、シン・仮面ライダーの助監督だったら・・という話は、めちゃくちゃいいアイデアだな~と大感心。
こちらもらしさ全開という感じでした(笑)。


・・・他にも色々あったように思いますが、キリがなくなりそうなのでこのへんで。




来年はコンビでの活躍が増えることを願いつつ。


良い年をお迎えください。


コメント

猫2023

2023年07月22日 | ウンナンあれこれ
        

今日、7月22日は内村さんの誕生日じゃあ~りませんか。
59回目の誕生日、おめでとうございます。
これからも、健康に気をつけて頑張ってください。
コメント

白梅2023

2023年02月13日 | ウンナンあれこれ
            

今日、2月13日は、南原さんの誕生日じゃあ~りませんか。
58回目の誕生日、おめでとうございます。
これからも、健康に気をつけて頑張ってください。


コメント

卯年

2023年01月01日 | あれこれ
明けましておめでとうございます。

更新が滞りがちにもかかわらず、昨年は贔屓にしていただき、ありがとうございました。
おかげ様で、ブログを始めてから18度めの正月を迎えることが出来ました。
無愛想なブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

2023年が、ウンナンの二人にとっても皆さんにとっても、良い一年でありますように。
コメント

ゆく年2022

2022年12月31日 | あれこれ
気がつけば今日は大晦日。

今年は、2月に「つれづれ発表会」

          



4月には「つれづれライブ」

          



そして5月には「古今狂言会」が開催され、

       

久しぶりに南原さんの舞台を観に行くことができました。
空気感を直に感じられる一期一会のライブはやっぱり良いな~、と改めて。

つれづれ発表会ではトークや歌を堪能できましたし、このとき話していた若林さんとの佐渡旅行も実現して喜ばしい限りです(笑)。
2年ぶりの古今狂言会の新作「働き方改革」はとても面白く、1回しか観れなかったのは本当に残念。
何度も見たくなる作品でした。
感想などはこちらのブログには書いていませんでしたが、別のブログに「つれづれ発表会」と「古今狂言会」のレポと感想記を書いていますので、よろしければ是非。



南原清隆のつれづれ発表会 - レポ&感想記

古今狂言会  2022,5/28 東京公演 - レポ&感想記





それから。
今年は例年以上に寄席や落語会へ足を運んだ年でもありました。
なかでも喬太郎師匠の高座はどれも良かったな~。
古典に新作にとその充実した高座、バイタリティにはただただ感心するばかりです。
新作「やとわれ幽霊」に出てくる「まだまだこれから・・」という言葉は、実は、喬太郎師匠が自分自身へ向けた叱咤激励の言葉だったのかもしれません。



落語の感想をすべて書いているとキリがないので、今年聴いた喬太郎師匠の落語の一覧を備忘録がわりに。

          

鈴本演芸場正月二之席。
1/11 井戸の茶碗
1/14 夢の酒
1/17 仏壇叩き
1/19 按摩の炬燵
1/20 おせつ徳三郎

「按摩の炬燵」は初めて聴きましたが、面白くて哀しくて怖くて残酷で優しくて可笑しい噺。人間の業全肯定という感じでしたが、それを現代でも笑えるエンターテイメントに昇華させる喬太郎師は流石だな~と笑いながらも大感心でした。





浅草演芸ホール余一会 3/31
満開!若手落語会

一蔵  熊の皮
天どん ハーブやってるだろ
白酒  代書屋
喬太郎 すなっくらんどぞめき
扇辰  天災
彦いち 愛宕川(リバー) 「ユーコン川の野田知佑さんに捧げる」
白鳥  豆腐屋ジョニー

50歳を過ぎたおじさんたちの若手落語会(笑)。
喬太郎師匠を始めみなさん爆笑の高座でした。




       

浅草演芸ホール5月上席
5/2  時そば
5/6  心眼
5/10 やとわれ幽霊

古典も新作も堪能。




       

ごらくハマ寄席 第403回県民ホール寄席400回記念企画・その六
神奈川県民ホール小ホール
6/20
任侠流山動物園  やとわれ幽霊

関東近郊では珍しい、喬太郎師匠の独演会。
長~い爆笑のマクラがあり(笑)。
本編ももちろん大爆笑。
久しぶりにパン太郎親分に会えて嬉しい限り(笑)。
そして「やとわれ幽霊」は何度聴いてもいいな~。




関内寄席 喬太郎・彦いち・白鳥三人会
関内ホール
6/25
喬太郎 銭湯の節
彦いち かけ声指南
白鳥  メルヘンもう半分

「銭湯の節」を初めて聴けて僥倖&爆笑。



          

鈴本演芸場7月上席
7/2 路地裏の伝説
7/3 母恋クラゲ
7/9 寝床
7/10 銭湯の節

新作多めの7月上席昼の部。




       

末廣亭7月中席
7/13 真景累ヶ淵~宗悦殺し
7/14 居残り佐平次
7/17 牡丹灯籠~お札はがし
7/18 孫、帰る
7/19 心眼
7/20 極道のつる

圓朝噺では喬太郎師の噺に引き込まれ、静まり返る場内。
「孫、帰る」は爆笑そして・・・。
千秋楽の「極道のつる」は頭がクラクラするくらい爆笑爆笑また爆笑(笑)。
連日圧巻の高座!
忘れられない夏の末廣亭になりました。




浅草演芸ホール8月中席
8/11 お若伊之助
8/14 禁酒番屋

代演で喬太郎師がトリを務めた高座でしたが、二席とも良かったです。





鈴本演芸場8月中席 さん喬・権太楼 特撰集
8/17
喬太郎 侵略指南
権太楼 天狗裁き
さん喬 品川心中 上下

8月恒例のさん喬師匠と権太楼師匠の会。
さん喬師匠の品川心中は 、登場人物にイヤ味がなくて素直に笑えるのは人柄だな~と大感心。
喬太郎師匠の「侵略指南」はお初。
題名から想像はしていましたが、ウルトラ要素が強めで大笑いでした(笑)。





          

文春落語 柳家喬太郎の同期会 夜の部
渋谷区文化センター大和田 伝承ホール
9/16
喬太郎 華やかな憂鬱(出世キャパクラ)
彦いち 身投げ自演
喬太郎 やとわれ幽霊

爆笑の新作のオンパレード(笑)。






          

喬太郎の古典の風に吹かれて ゲスト 入船亭扇遊
渋谷区文化センター大和田 伝承ホール
9/29
喬太郎 仏馬
扇遊  明烏
喬太郎 仏壇叩き

この日は古典三昧。
「明烏」は寄席ではなかなか聴く機会がないので、たっぷり聴けて僥倖。
喬太郎師匠の仏壇叩きは何度聴いても、聴き入ってしまいます。






       

柳家喬太郎独演会
パルテノン多摩
10/23
野ざらし お若伊之助

キティちゃんの街で古典二席(笑)。



       

かめあり亭第66弾新作落語の会
かめありリリオホール
10/28
きよ彦 おっかけ家族
喬太郎 ウルトラ仲蔵
彦いち 身投げ自演
白鳥  それ行け!落語決死隊コロナ退治

「ウルトラ仲蔵」はお初。
「ウルトラ」も「中村仲蔵」も、知ってても知らなくても大爆笑の噺(笑)。
さすがです。



       

鈴本演芸場10月下席
鈴本喬太郎(キョン)まつり

10/21 井戸の茶碗 ハワイの雪
10/22 宮戸川(上・下)
10/25 ウルトラの郷
10/26 里芋の歌(三題噺・「里いも」「玉子焼き」「埼玉」 ☆「音楽家」) 
10/30 芝カマ


鈴本キョンまつり良かったな~!
初日は「井戸の茶碗」と「ハワイの雪」二席も聴ける贅沢な時間。

       

二日目は「宮戸川」。前半は客席爆笑、そして後半は静まり返る場内・・・。緊張感が張り詰めた空気最高でした。

五日目の「ウルトラの郷」は、半分くらいしか怪獣の名前と顔が一致しませんでしたが(笑)、熱量高く語る喬太郎師匠に大笑いでした。

          

六日目の「里芋の歌」は三題噺(といいつつ四つのお題。プラスお題取りをした十個の言葉を全て取り入れてました)。新たな噺が出来る瞬間に立ち会えてこれ以上の喜びはありません。またいつかこの噺を聴ける日が楽しみです。

          

千秋楽は「芝カマ」。喬太郎師版の「蒲田行進曲」ともいえる「芝カマ」。めちゃくちゃ良かった!!これを聴いたら本家の「芝浜」は聴かなくてもいいくらい(笑)。いや、ホントに。
この二人にもう一度会いたいな~。


10月は、キョンまつりの間に、パルテノン多摩とかめありリリオホールでの落語会へも行き、10日間のうち7日(9席)も喬太郎師匠の落語を聴き、大大大満足でお腹一杯(笑)。
とても楽しい10月でした(笑)。





          

喬太郎の古典の風に吹かれて ゲスト 金原亭馬生
渋谷区文化センター大和田 伝承ホール
11/2
喬太郎 小政の生い立ち
馬生  今戸の狐
喬太郎 怪談牡丹灯籠 本郷刀屋

喬太郎師匠と馬生師匠の落語良かったですし、仲入り後の対談で馬生師匠が語る志ん生師匠や志ん朝師匠の話も面白かったです。
喬太郎師匠と同様に興味津々で聴いてしまいました(笑)。







ということで、長々と書いてしまいましたが。
やっぱり生の舞台は良いな~とつくづく感じた2022年でした。
トークライブも狂言も落語も生に限ります(笑)。
来年の南原さんの舞台の情報はまだ出ていませんが、ライブや古今狂言会などが開催されるのを楽しみにしたいと思います。
もちろん、コンビでの活躍、コンビのライブが開催されることも願いつつ・・・。

良い年をお迎えください。

コメント

向日葵2022

2022年07月22日 | あれこれ
       

今日、7月22日は内村さんの誕生日じゃあ~りませんか。
58回目の誕生日、おめでとうございます。
これからも、健康に気をつけて頑張ってください。


コメント

紅梅2022

2022年02月13日 | ウンナンあれこれ
           

今日、2月13日は、南原さんの誕生日じゃあ~りませんか。
57回目の誕生日、おめでとうございます。
これからも、健康に気をつけて頑張ってください。



コメント

新春2022

2022年01月07日 | あれこれ
          

今年は、2月に「つれづれ発表会」、5月に「古今狂言会」と、南原さんの舞台が開催され、嬉しい限り。
古今狂言会では、一昨年の途中に公演中止になって観ることが出来なかった新作の「働き方改革」を、ようやく鑑賞することが出来るようで、楽しみにしたいと思います(大濠公園能楽堂では一昨年も「働き方改革」を上演してましたので、福岡の人は「またこれ?」ということになってしまうのかも?)。

そんな南原さんの舞台の前に。
昨年行った落語会でまだ書いてないものがあったので、そんな話をあれこれと。






昨年の十二月は、きく麿師匠が主任を務めた末廣亭の上席に続き、彦いち師匠が主任を務めた下席へも行ってきました。

          

まずは初日。
十二月中席から末廣亭の音響設備が新しくなってるという話をツイッター上で見かけたのですが、確かに、場内の音が良くなってた!?
近年はコロナの影響もあり、換気のために空調を目一杯回してることも多々あったのですが、そうすると高座の声が聞こえづらくなることもしばしば。
でも新しい音響では、小さい声でしゃべってもクリアにちゃんと聴こえるようになってました。
企業努力を怠らない末廣亭、その姿勢は素晴らしいのひと言です(笑)。
ひとつ難をいえば、前面のスピーカーに比べ横のスピーカーから聞こえてくる音が大きくて、全体のバランスが不自然な気もしましたが・・・とまれ、聴こえやすくなったのは良かったです。



音曲漫才のおしどりを見るのは久しぶり。
テルミンも久しぶりに聞けて良かったですし、彦いち師匠の針金細工も良く出来てました(笑)。

仲入り後。
三木助師匠は「雛鍔」。
二段ブロックの髪型が気になりましたが(笑)、正統派という感じの落語でした。
のだゆきさんのお馴染みの鍵盤ハーモニカがあり。

きく麿師匠は「首領が行く!」。
この噺は何度聴いても面白いな~。
「でっしゃろかいの」「せや」というフレーズが耳に残って仕方ありません(笑)。
期待にたがわずこの日も大爆笑のきく麿師匠でした。

扇辰師匠は「田能久」。
話芸はもとより、久兵衛さんが握り飯食べる場面がいいな~。
大きな握り飯が扇辰師匠の手の上に見えました(笑)。

扇家社中の太神楽をはさみ。


20時05分。
彦いち師匠が登場。
いわく「東京の落語はきく麿から扇辰の間にほぼ含まれる」とのこと(笑)。
確かに、きく麿師匠の何でもありの爆笑の新作と、扇辰師匠の正統派の古典を聴くと、この間に落語の全てがあるような気も(笑)。
この幅の広さこそが落語の面白いところなのかもしれません。
ちなみに、「のだゆきさんは百栄に含まれる」とのことでした(笑)。
その後は、寄席にお客さんが戻って来た、という話から、末廣亭で「猫と金魚」を聴いてたお客さんのリアクションの話も。
これ、すっかり彦いち師匠の定番のマクラになっていますが、偶然その場に居合わせた幸運(?)に感謝です(笑)。
あとは、円丈師匠の思い出話や、川柳師匠の趣味の話でも大爆笑だったのですが、「クローズドの会ですから」ということで、内容は全面的に割愛させていただきます(笑)。
そんな爆笑の話をしていた彦いち師は時計を見て「マクラで20分長すぎ」と言いつつ。
本編は「という」。
重層的に展開され、爆笑しながらも哀愁を感じるこの噺、何度聴いても面白いな~。
彦いち師匠の新作は、笑いだけではなく余韻を残して終わるところが、彦いち師らしいところです。
20時40分終演。

「という」の不思議な余韻を噛みしめながら、家路についた夜でした。





翌日の末廣亭十二月下席二日目は、仲入りから。
(料金は通常の半額1500円)

       


駒治師匠は「鉄道戦国絵巻」。
鉄道を擬人化し、東急を中心とした都心の電車が繰り広げる一大戦国絵巻(笑)。
面白かったけど東急はイマイチ詳しくないので、よくわからないとこもあったのがちょっと残念。
ただ、東急といえば、東急沿線に縁のあるUN二人のことを思い出して、そちらでちょっと笑ってしまいました(笑)。

風藤松原は、やさしいツッコミが何度聴いても面白い漫才です。

きく麿師匠は、ヨーデルからの「おもち」(笑)。
かみ合わない会話がジワジワくる「おもち」。
爆笑ではないけど、気付いたら笑ってる感じ。
そして、こういう会話が実際にあってもおかしくないのが、よりジワるところです(笑)。
ちなみに、前回この噺を聴いたのは、十月の末廣亭の喬太郎師匠が主任のとき。
その時は、きく麿師自らツイッターで「力入り過ぎて滑った」と言ってた通り、客席は微妙な空気だったのですが(笑)、この日は笑いもあっていい感じ。
そもそも、きく麿師も爆笑させようというより、あえて変な噺をやってるんじゃないのかな?という気もしますが、いづれにしても、前回のリベンジ(誰に?何の?笑)が出来て良かったです。

小せん師匠は「あくび指南」。
扇家社中の太神楽があり。

20時05分。
彦いち師匠。
映画に出たときのお芝居の話のマクラで大笑いしつつ。
本編は「泣いたチビ玉」という噺。
初めて聴きましたが、想像するとちょっと怖い設定かも(笑)。
「泣いた赤鬼」ならぬ「泣いたチビ玉」。
笑いながらも、チビ玉のその後が気になり、思いを巡らせてしまう彦いち師匠らしい噺でした。

20時34分終演。
この日は仲入りの18時45分からの入場でしたが、途中からだと場の空気に馴染む間もなくあっという間に終わってしまった感じ。
やはり、ゆったりまったりしながらお目当てを待つ、というのが寄席の正しい過ごし方なのかもしれません(笑)。






末廣亭十二月下席5日目。
クリスマスも末廣亭へ(笑)。

       


昼の部のトリの一朝師匠は「二番煎じ」
流石という感じの高座でした。



夜の部。
おしどりの針金細工(サンタに扮した彦いち師)があったり、百栄師匠の「弟子の強飯」で笑ったり、ペペ桜井さんのお馴染みの(というか毎回まったく同じ)ギター漫談があつたりしつつ。
正雀師匠は「掛け取り」。
圓生師匠や五代目今輔師匠のモノマネが聞けたのは僥倖。
他にもお芝居などなどを披露していて、芸達者だな~という感じでした。



仲入り後。
駒治師匠は「10時打ち」
久しぶりに聴きましたが、仁義なき戦いばりの10時打ちを巡る展開に大笑いでした(笑)。

のだゆきさんのお馴染み鍵盤ハーモニカをはさみ。

きく麿師匠は「スナックヒヤシンス」。
この噺、Youtubeの夢空間チャンネルで聴いて以来、是非とも生で聴きたいな~と思っていたので、今回その願いが叶って嬉しい限り。
もう、ず~っと笑ってた感じ(笑)。
爆笑爆笑また爆笑で涙出た。
きく麿師匠独特のリズム感も面白いですし、言葉のチョイスも面白過ぎ。
そして歌も面白くて「ビビクリマンボ」でした(笑)。


その後は、この日代演の扇好師匠の「短命」があり。
ストレート松浦さんのジャグリングに大感心。
この日はクリスマスということで、普段はやらない三角コーンを5個積み上げて、もみの木に見立てた三角コーンを顎に乗せるバランス技も披露。
普段は見られないパフォーマンスを見れて良かったです。


20時05分。
彦いち師匠が登場。
いわく、仲入り後は「きく麿でいっぺんメルトダウンして扇好さんで立て直す」とのこと(笑)。
そんな興行の主任を務める彦いち師匠。
マクラでは、空手部の先輩の話。
そして、彦いち師匠が電車の乗変でウソをついて大変なことになった、という話から。
本編は「神々の唄~クリスマス編」。
クリスマスということで、お祭りではなく教会でリサイタル。
そして登場するのは八幡様ではなくマリア様(笑)。
さらに、マリア様の口からまさかの「ビビクリマンボ」発言もあり、大爆笑の連続。
普段の「神々の唄」に増して、面白かったな~。
こんなに大笑い出来て、クリスマスに末廣亭に行った甲斐がありました(笑)。
大爆笑のなか、20時42分終演。


めちゃくちゃ楽しいクリスマス。
最高の気分の家路についた夜でした。






クリスマス翌日。
末廣亭十二月下席6日目。

       


百栄師匠は「寿司屋水滸伝」。
喬太郎師匠版とはまた一味違う、百栄師版も面白かったです。
その後は、アサダ二世さんのお馴染みのマジックがあったり、これまたお馴染みのペペ桜井さんの一言一句違いのないギター漫談があったりしつつ(笑)。


仲入りの後。
まずは代演の馬るこ師匠。
ほぼ初めて聴く馬るこ師匠は、ご当地落語というのをやってるそうで。
地方に行き、どぶろくを作ってる村人と税務署の人との話に大笑いでした。
本編は「贋金の村」という噺のようで。
こちらも面白かったです。


にゃんこ金魚さんは、毛糸と消しゴムで作ったモンブランを頭に乗せつつ(笑)。
お馴染みののネタや、新しいネタ(朝ドラの歌ネタなど)、大笑いの15分でした。


きく麿師匠は、鬼滅ふうの市松模様の手拭いを持っての登場。
あれ?以前からこんな手拭い持ってたっけ?と思ったのですが、夢空間チャンネルのYoutubeを見直したらそこでも持ってましたので、これまで私が気付いてなかっただけだったみたいです(笑)。
その、きく麿師匠は「殴ったあと」。
上席に続き二度目ですが、今回も大爆笑(笑)。
サラリーマンの悪ふざけ、そして突如始まる浪曲に、爆笑また爆笑でした。
♪なぐら~れ~た~♪が耳に残るな~(笑)。
そして、あけみちゃんは幸せになって欲しいと、今回も願わずにはいられませんでした(笑)。


扇辰師匠は「紋三郎稲荷」という噺。
翁家社中の太神楽があり。


20時05分。
彦いち師匠が登場。
この日も東京の落語の幅という話などがあり。
本編は「私と僕」。
途中、円丈師匠のモノマネや円丈師匠にまつわるエピソードも。
彦いち師がまだ若手の頃に楽屋で「新作落語なんかネタ帳に書かなくていいんだよ」と先輩の落語家から言われた、というエピソードもさらりと話してましたが、ホントは色々あったんだろうな~というのを偲ばせるエピソードでした。
他にも、白鳥師との若手時代の話も交えながら、現在過去未来を重層的に展開する「私と僕」に大笑い。
可笑しさと甘酸っぱさが交錯するこの噺は、何度聴いても良いな~。
余韻と余白を残しているところが、この噺をより面白くしているような気がします。

20時42分、大きな拍手のなか終演。



          


彦いち師匠が主任を務めた末廣亭十二月下席。
今回は4回も行ってしまいましたが(笑)、とても面白かったな~。
彦いち師匠らしい新作を存分に聴けて、大満足の4日間でした。






年の瀬の12月29日は、横浜のにぎわい座で行われた、第2回落語三銃師へ。

          

オープニングトークでは、「我々は落語三銃師です」という、息が合ってるような合ってないような挨拶(笑)。
そして、落語三銃師で47都道府県を回るという話や、年末で疲れているという話も。
彦いち師匠は前日まで末廣亭で主任を務め、白鳥師匠は池袋演芸場で主任を務めていたようで。
白酒師もお忙しかったみたいですし、三人とも空元気で頑張ってる感じでした(笑)。
その後は、2021年に亡くなった、川柳師匠と小三治師匠のエピソードをたっぷりと。
内容は全面的に割愛しますが(笑)、はちゃめちゃな川柳師匠や、アンタッチャブルな感じの小三治師匠の話などに終始大爆笑。
オープニングトークは15分の予定だったそうですが、二人の師匠のエピソードトークが盛り上がり、大幅に延長して30分の爆笑トークでした。



       


 
トークのあと、まずは白鳥師匠が登場。
円丈師匠や川柳師匠とのエピソードが語られる「黄昏のライバル~師匠追悼編~」という噺を披露。
両師匠の色々な話を聴けて面白かったですが、これ、落語なのかな?という疑問も・・。
と、思っていたら、トリの白酒師匠がそんな話をしていて大笑いでした(笑)。



仲入りの後。
彦いち師匠が登場。
彦いち師匠も、川柳師匠のいい話をあれこれと(笑)。
ただ、「胸にとどめておいて」「ここだけの宝物にしたいじゃないですか」ということで、内容は割愛しますが、いつもどんな時でも土下座が出来る川柳師匠に大爆笑でした。
それから、白鳥師匠のいい間違いエピソードも披露していた彦いち師匠。
いわく「今年のうちに伝えられて良かった」とのことでした(笑)。
その後、映画で山小屋の主をやった話があり。
本編は「泣いたチビ玉」。
数日前の末廣亭で初めて聴いて以来、二度目のチビ玉(笑)。
チビ玉と一座のその後が、やっぱり気になってしまう噺でした。



この日のトりは、白酒師匠。
白鳥師の落語について「ただのエピソードトーク、ネタでも何でもないじゃねぇか」と、ツッこみを入れつつ(笑)。
本編は「芝浜」。
少し前の鈴本演芸場の"「掛け取り」と「芝浜」を聴く会"という特別企画公演で白酒師匠が「芝浜」を披露したのは知っていましたが、聴きに行くことはできませんでした。
なので、今回聴けて、本当に嬉しい限り。
白酒師匠の「芝浜」は、湿っぽさは皆無。
カラッとしていて終始爆笑。
最後もあっさりしていたのが良かったな~。
このへんが、白酒師らしいな~という感じでした。



       



6月の第1回に続き、第2回目も大笑いの「落語三銃師」。
年の瀬に大満足の落語会でした。
ちなみに、3月に開催される「第3回落語三銃師」のチケットもすでに入手してしまいましたので、楽しみにしたいと思います(笑)。



コメント

寅年

2022年01月01日 | あれこれ
明けましておめでとうございます。

更新が滞りがちにもかかわらず、昨年は贔屓にしていただき、ありがとうございました。
おかげ様で、ブログを始めてから17度めの正月を迎えることが出来ました。
無愛想なブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

2022年が、ウンナンの二人にとっても皆さんにとっても、良い一年でありますように。


コメント