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矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

タイのコンケン大学 Khon Kaen Universityに来ました

2010-08-01 00:59:39 | 感染症関連
これから1週間の予定で、タイの北東部のKhon Kaen University コンケン大学にあるCochrane Center で、Cochrane review執筆の準備をする予定です。

英国に本部のあるCochrane Centerは、世界各国にbranch を持っていますが、アジア・パシフィックには、オーストラリア、ニュージランドを拠点として各国にBranchがあります。中国、香港、タイ、などです。

今回は、タイのCochrane Centerでvisiting researcherとして1週間過ごせることになりました。そのセンターが設置されているのが、コンケン大学 Khon Kaen Universityです。

タイは、1998年以来、12年ぶりです。当時のバンコクの空港に比べると、現在のバンコクの国際空港は、本当に目を見張るほどすばらしく、先進国の空港をも凌駕するほどの機能性と近代性を備えているのをみて驚きました。また空港内のモニターがSamsung でほぼ独占されているのにもやはり驚きます。空港内のエスカレーターの様式やBaggage claimのテーブルは日本製のように思いました。(とっても迅速、very neat)

一番うれしかったのは、空港内のFood courtが充実していて、カレーが大好きな私にとってはとてもよかったです。さっそくタイカレーを食べました。

タイからフライトで1時間ほどのコンケンという地方都市に来ました。とても親切なコンケン大学のfacultyの方が車で出迎えてくれており、安心して到着しました。

大学内の宿泊施設に案内していただいたのですが、総合大学で20の学部があり、立派な門からキャンパスに入ったら、巨大なキャンパスのため、10分ほど走らないと宿泊施設には着かないほどでした。

外部からの大学関係者の宿泊用のホテルなのですが、wireless networkも完備しており、
本当にimpressiveです。

日本の大学のどのくらいが学内でのwireless networkを完備できているのだろうか、と思いをめぐらしました。テクノロジーでは世界一といえる日本で、大学内でWireless network, Internet教材を常時使用できる環境を提供して、より活発な人材教育ができれば、と思いました。


10数年ぶりにタイに来て、正直、日本がジリ貧になっていることを、やはり肌で感じずにはいられません。タイの地方の中核都市の大学の充実ぶりは、国の勢いや国の人材育成を如実に反映していると想像します。



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