矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

シンガポールを満喫しています。

2012-01-12 10:13:54 | シンガポール便り
一昨日は少し休憩して、午後の開き時間に市内観光、昨日からワークショップが始まりました。

Harvard-Macyという医学教育、teaching スキルを学んだ仲間との再会などがありとても
楽しいひと時を過ごしています。

昨年はJohns Hopkins大学の同級生の家族と一緒にすごしていたので、また別の視点でシンガポールの文化、生活に触れる機会を得ています。なんといっても市内観光をしてくれたガイドさんがプロフェッショナルでユーモアを交えた軽快なトークでシンガポールの印象がずいぶんと変わりました。戦略性をもって国家を導く政治力の底力を感じます。

Marina Bay SandsというラスベガスのCasinoグループがつくった巨大なビル3つとその屋上の旅客船の形をした巨大プールとカクテルバーは、シンガポールの人気スポットとなり多くの観光客、ビジネスパーソンが集まっているそうです。私たちも行って見ました。ラッキーなことにフリードリンクをもらえる日だったようで、おいしいワインをいただきました。

ワークショップは、アセスメントに関するもので現在オランダの大学院のプロジェクトでグループワークをしていますがそれの復習と確認になり有意義でした。

感心するのは、シンガポールが大学を挙げて教育改革に取り組み、指導医、教官の大多数が
医学教育のトレーニングを受けていることです。ワークショップの同じグループで7-8人がシンガポールの同じ部署の方がたでしたが、彼らの知識、関心はすごいものでした。

現在、2つの医学部が存在するシンガポールは、3つ目の医学部が英国インペリアルカレッジと進んでおり、大学間のよい意味での競争が教官、病院指導医らに多大の影響を与えていることを肌で感じました。今後5年ぐらいでかなりの質の向上があるのではないかと思いました。日本よりもはるかに先に進んでいる感じがします。

夕食会 Harvard-Macy


Marina Bay Sandsの屋上で。








シンガポール国立大学の新しいビル


市内観光で訪れた植物園 National Orchid Park 国立蘭公園


シンガポールの国花がOrchid 蘭です。世界のVIPにちなんだ蘭も咲いていました。
日本の皇太子妃の雅子様のお名前のついた蘭がきれいに咲いていました。