矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

経験のシェアの大切さとパワフルさ

2011-11-03 22:10:50 | グローバリゼーション関連
今日は、勉強する予定でしたが、体調が不調でお昼ぐらいまで寝ていました。その後も買い物には行ったものの、夕方も寝て、さらにシャワーを浴びて寝る準備をしました。

途中、時差ぼけが残っているのか夜の9時前ぐらいから元気になり、emailをチェックしたり、久しぶりに友人3人と電話で話しました。

今日は家族も早朝からいろいろ忙しくしているようで、お昼前に電話で話しました。

友人たちそれぞれがなんともすごい経験をしており、それを電話で教えてもらっただけでもすばらしい経験のシェアになりました。

ひとりはフランス語を習う、別の友人は英語を習う、私は中国語に熱をあげ、とみんなそれぞれに非常におもしろい人生のturning pointを迎えていました。

それをシェアすることがいかに大切で、また自分自身のmotivationにつながるかを実感しました。

語学は毎日少しでも行うことが一番。

WebsiteとiTune-Uでプログラムを使って勉強したいと思います!

趣味として行うのは楽しみが増えてよいですね。

私の”中国熱”  中国がおもしろい!

2011-11-03 00:03:03 | グローバリゼーション関連
以前から注目している加藤嘉一(かとうよしかず)さん。

北京大学、大学院に留学して以来8年ほど中国に在住しているそうです。

日本語での新著が出たのでさっそく購入しました。

「われ日本海の橋にならん」ダイヤモンド社

非常に興味深い内容が満載されています。

いままでにも「中国」「中国」とメディアが騒いできましたが、自分の一部として中国を捉えたことがなかったのでそれほどの関心は持っていませんでした。

10月末に現地のmulti-liungualな人、現地に在住する日本人の方を通して間近に中国を感じることができてはじめて、実感がこもってきました。

日本国内にいると、ほとんどまったく世界は高速道路を走っているようなスピードでダイナミックに変化していることが感じられません。どうしてでしょうか??

2011年はシンガポールから始まって、欧州、米国、中国といろいろな国で仕事や学会がありました。どこにいっても、ダイナミックな動きを肌で感じることができました。


日本の日常に戻ったとたんに、「静止画像」のような感じになるのです。。

加藤さんも著書のなかで力説されていますが、日本人がもっともっと外に出て行くことが必要です。

日本という国家がなくなってしまうのではないかと危惧するぐらい世界とのギャップがどんどん開いていく印象です。

現在、猛烈に勉強している韓国人や中国人、そしてインド人。これらの隣人とどうやって競争していくのか、自分のこととして考える必要あります。

私も、オランダの大学院を通して、また米国は"professional home"として、その競争の激しさと厳しさ、動きの速さは身をもって知っているのでいつも身が引き締まる思いです。

ひとりひとりが”自分のサバイバル戦略”を持つことをお勧めします。