矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

緊張と楽しいひと時の1日でした。

2011-10-22 14:50:44 | Boston IDSA
学会2日目。朝から重要なmeetingがあり緊張していました。

午前7時から、リサーチ関係のmeeting.

はじめてお会いした先生ですが、日本の事情をご存じで予想以上によいご提案をいただき、これからなんとかよい仕事になればと思いました。いつも感じてきたことですが、
米国で大きな仕事をしているかた、教育に携わっている方、ほとんどの先生が本当に親切で、寛容で、サポートを惜しまない姿勢をお持ちで救われます。

緊張をほぐしてくれるような暖かい人間性もとても魅力的です。

早朝からとてもうれしい時間をすごし学会に参加しました。

ランチタイムももうひとつmeetingがあり、こちらの先生も親切でとても暖かい方でした。

午後からはinteractive sessionを中心に参加しましたが、時差ぼけによる睡魔で本当に眠かったです。夕方はなんとか復活し、2つ、すばらしい講演を聞きました。

慢性疾患で感染症が関与しているものなどをまとめたお話、慢性疾患の疫学のお話で
感銘を受けました。

その後、PCRなどのmolecular testの第一人者の先生のお話で、この1-2年ぐらいで臨床現場が検査方法の大きな変化で変わる可能性のお話がありました。

すごい時代になってきたものです。

夕方以降は、テキサス大学の同窓会でした。先日IDSA vice presidentになったDr. Murrayのスイートで開催されました。なつかしい面々にお会いでき楽しかったです。








最後に、昨日訪問したBrigham and Women's Hospitalに飾ってあった世界初の腎臓移植でノーベル賞を受賞した先生のメダルです。これまでBrighamから10名ノーベル賞受賞者がいるそうです!!すごいですね。



来年は、サンディエゴでIDSAです。感染症の臨床研究を発表できたらと思っています。